ちゃおチャオブログ

日々の連続

台湾・高雄の4日間(42)ホテルへの帰り道

師範大学を出てホテルに戻る道路は両側に深い街路樹がならんでいた。
イメージ 1



この辺りは高尾市の文京地区。和平一路。街並みもリッチだ。
イメージ 2



歩道も幅広く撮ってあり、歴史絵巻の石板が10m置きに展示されている。
イメージ 3



春秋戦国、三国志時代の絵巻だろうか・・。
イメージ 4



いやいや台湾の事だから、国姓爺合戦があってもおかしくない。
イメージ 5



先刻のタワーマンションが見えて来た。三井不動産のような豪華なマンションだ。
イメージ 6




目の前に高雄文化センターがあり、後ろには今訪問したばかりの国立師範大学がある。高雄は台湾第2の大都市とは言え、人口は200万人にも満たない。それがどうだ! 正面の堂々とした文化センターは! 国ではなく、一地方都市が運営する施設とは思えないほどの堂々とした偉容だ。この国、乃至、市民の文化行政に掛ける意気込みのようなものが感じられた。

そう、この辺りは高雄市の文化教育の中心地。文京地区なのだ。公園の周辺には各種専門学校や、英会話教室の看板等が見えたが、そうした教育に携わる知識人層が多く住んでいるに違いない。師範大學と文化中心を隔てる道路には鬱蒼とした街路樹が茂り、幅広の歩道には中国古代の歴史をカラー陶板にした石板が10m置き位に並んで立っている。

毎日この道路を歩く人々は、こうした歴史絵巻に触れることにより、中国古代の栄光の歴史、春秋戦国から始まる三国志の時代、大唐明清の文化等を知らず知らず知ることになる。中国の歴史と文化を引き継ぐ正統者は大陸の共産中国ではなく、ここ台湾である、との主張をしているようだった。

街路樹の奥には、先刻文化中心テラスから見た高層マンションが、聳えている。30階以上はある超高層タワーマンションだ。日本にも最近タワーマンションが増えているが、それは東京大阪等の大都市圏に限られ、地方の政令都市にはまだまだ及んでいない。それに比べると、高尾は遥かに進んでいる。

このマンションの住人がどんな種族の人かは知らないが、1階エントランスに近い所に、「江戸龍」と言うレストランの看板があったが、このマンションのいずれかの階にあるのだろう。ひょっとして展望レストランになっているのかも知れない。日本に追いつけ、追い抜けでやってきた台湾。高層建築に関しては既に日本並になったとは言え、まだまだ色んな面での日本に対する憧憬も強く、「江戸龍」など日本では聞いたことも無いレストランの名前だが、日本ブランド、疑似日本名で、猶売り手市場になっているのだろう。



階エントランスにはライオンの置物などもある。三越を真似した訳ではないだろうが・・
イメージ 7



「江戸龍」レストラン? 利いたことの無い名前だが、このタワーマンションの中にあるらしい。
イメージ 8



近くにはコンビニのファミリーマートもある。台湾(中国本土も)ファミマは「全家」と呼ばれている。
イメージ 9



近くのバス停の表示も分かり易い。
イメージ 10



住商不動産? 日本の支店か?? 名前のパクリか??
イメージ 11



高島、はTAKASHIMAとローマ字表記されているが、何の商売か?? 高島易断か??
イメージ 12



う? 小林眼鏡店。戦前からこの場所で、小林さんが眼鏡店でもやっていたのか??
イメージ 13