ちゃおチャオブログ

日々の連続

「サウダーデ」モラエスの愛した町(7)徳島眉山天神社。

モラエス通りから歩いて2-3分の場所に天神社がある。
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縁起が写真入りで解説されている。ここの神社は「知恵神輿」と「知恵の牛」で有名なようだ。
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この宮のそそぎ水は「梅泉」となっている。
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眉山の山懐に囲まれた社殿。前には菅原道真公と知恵の牛が鎮座している。
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解説にあるように、知恵の牛をなでる。この歳で、いか程の智恵を授かるか・・

< 知恵の牛 眉山の緑陰 涼し気に >
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JR徳島駅の真正面には眉山が街に迫るようにして立っている。駅からはその眉山に向かって真っ直ぐの大通りが通っていて、途中、新町川に架かる大橋を渡って徒歩約10分、眉山に突き当たる直ぐその前に「阿波踊り会館」がある。徳島の「天神社」はこの「阿波踊り会館」の直ぐ右側に鎮座している。歴史は比較的新しい。江戸時代、蜂須賀の代になって、先刻訪問した瑞巌寺の住職が甲州恵林寺(ここは信長侵攻の際の火攻めにあった快川和尚で有名)から天神の木像を持ち帰り、この場所に祀られた。

モラエス通りからは歩いて2-3分の至近の場所にある。先ず、赤い大きな鳥居が目に付き、長い石段が現れる。石段の手前には徳島眉山天神社の絵入りの説明看板が出ていて、ここは「知恵神輿」と「知恵の牛」で有名のようだ。高台にあるから見晴らしも良いだろう。早速石段を登り、境内へお参りに行く。ああ、朱色の柱が清々しい天神さんだ。

天神さんはどこの町村にもあって、学問の神様、菅原道真公が祀られているものだが、この徳島眉山天神社は、眉山の斜面を利用しての高台にあり、天満宮程壮麗でないが、中々立派なものだ。三大天神の内の太宰府と京都北野は平地にあるが、防府天満宮は、後ろに山を負った高台にあり、そこからは防府市内が一望できたが、ここ徳島の天神も同じような高台にあって、市内を一望できる。石段下の階館前の広場とか、その先の新町川、更にその先の駅前そごうデパートやホテルを兼ねた駅ビルなどなど。

< 城山を 正面に据え 夏の阿波 >


この神社の直ぐ脇から、眉山に登る参道がある。明日はこの参道を歩き山頂まで行こう。この神社の神宝となっている「知恵の牛」を撫で、と言っても今更知恵の着く歳でもないが、社殿と道真公にお参りし、石段を下る。次は、「阿波踊り会館」の反対側にある「潮音寺」だ。


< 知恵の牛 眉山の蔭に 涼し気に >



境内にある「姫宮」。丁度「ほと」のような形をしている自然石だ。
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社殿の前の高台から阿波の町、徳島駅方向を眺める。正面の山が城山だ。

< 城山を 正面に据え 夏の阿波 >
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境内から眉山に登る参道があった。明日は、ここから登って見よう。
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一旦ホテルに戻り、一休みし、モラエスのお墓を訪ねることにした。
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阿波踊り会館」を真ん中にして、「天神社」と「潮音寺」は丁度左右の位置にあった。
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