ちゃおチャオブログ

日々の連続

「サウダーデ」モラエスの愛した町(23)徳島城址「城山」へ。

徳島城址は駅の裏側にあり、この跨線橋を渡って向かう。徳島はJR幹線の3線が合流していて、規模の大きな駅だ。
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跨線橋を降りた直ぐの場所が徳島中央公園。即ち徳島城址だ。
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ああ、松が綺麗に剪定されていて、規模の大きな公園になっている。
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これは梅林だろうか・・。
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ああ、石垣だ。これがお城を特徴づけている。形からして嘗ての大手門の辺りか・・。
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奥深い城址で、どこから回って良いか分からない。これは昭和天皇行幸の記念植樹だ。槇か・・。
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徳島駅前のうどん店で、少し遅い昼飯を食べ、午後からは駅の反対側にある徳島城址へ行くことにした。今まで徳島には3回来ているが、城跡には行ったことがなかった。駅の反対側という不便な場所にある点と、そこにはお城のシンボル天守閣が無い、という2点からだった。今回の訪問はお遍路巡りの八十八寺でもなく、又、百名山の登山でもない。午後の半日ぽっかり予定が空いて、この午後の余った時間を利用して行くことにしたのだ。

阿波藩25万石の大藩のお城。四国では高松城から始まって、松山城宇和島城高知城、と主だったお城は全部回っているか、何故かこの徳島城には足が向かなかった。前記3か所には、それぞれ立派な天守閣が聳えていて、城らしい見栄えも備えているが、この徳島城にはそうしたシンボルがない。駅北の城跡、ここ地元の人は「城山」と呼んでいるが、その名前からしても、今は何もない、小山に過ぎない城塞跡との印象を受ける。現に朝方、眉山山頂からこの駅北のこんもり茂った小山を見たが、それがこれから向かう「城山」だ。

その「城山」へ行くには大きなJR跨線橋を渡って行かなければならない。ここは吉野川沿いに走る徳島本線、高松ー徳島を結ぶ高徳線、南部高知へ向かう牟岐線と、主要な幹線が3つも交差する大きな駅の徳島駅の直ぐ横にあり、午前中の眉山周遊で疲労困憊した下肢を鼓舞して、その高くて長い跨線橋を渡った。橋を渡り終えた直ぐの場所が徳島中央公園、即ち徳島城址だ。

青々と茂った松が綺麗に剪定されている。その青松の枝に隠れるようにしておちこち石垣が見える。ああ、正しく城跡だ。石垣があることによって、城となる。公園内も綺麗に清掃されていて、散歩する人やジョギングを楽しむ人の姿も見える。市内にあり、市民の善き憩いの場になっているようだ。・・さてと、城址には来たが、どこから回ろうか・・。25万石の大藩だけあって、随分規模の大きな城跡だ・・。

        
         < 城跡の 青葉も涼し 阿波の夏 >



あは、小便小僧の像まである! 誰か、日本人の作者か・・
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文学博士鳥居先生の碑。考古学者か・・。
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ああ、縄文時代人の洞窟跡だ。
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縄文人はこんな洞穴に住んでいたのか・・。
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近くには貝塚跡もある。
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大正時代、鳥居博士が発掘に携わったと書いてある。
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