新聞テレビでは大きく報道されていないが、昨日茨城県那珂市の住宅火災で８０代の祖父母と１５歳の高校生が焼け死んだ。助かった４８歳の母親は、「電気が止められ、ローソクで生活していた。」と消防に話していた。
電気代も払えず、止められたのだろうが、一体どんな生活をしていたのだろうか・・。那珂市には民生委員はいなかったのか・・。１５歳と言ったら、高校１年だ。バイト等は難しかったのか・・。
詳しい状況は分からないが、別れた父親もいる筈で、そこからの援助も期待できなかったのか・・。
今の日本にこのような困窮世帯があるとは、信じ難い話だが、現実の問題として受け止めなければならない。
宮城七里ヶ浜の母と長男殺害事件の次女が大館市で逮捕された。自宅を出た後、いろいろ東京、仙台等へ行っていたようだ。駅前で逮捕劇を見ていた住民等の話では、とても６２歳には見えなかった、もっと高齢のおばあさんかと思った、と話しているが、長年の労苦がそうさせたのか・・。
本人は自殺する積りで家を出たと思っていたが、どうもそうではなかったようだ。どこかの歯車が切れ、精神的に病んでいたのか・・。
幸いに本人は生きている。事件の解明が待たれる。
