ちゃおチャオブログ

日々の連続

「サウダーデ」モラエスの住んだ町(31)神戸三ノ宮生田神社。

垂水インターを出た高速バスは、神戸市内の高速道を走行する。
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三ノ宮インターで下線し、路上を走るが、ターミナルに到着直前に東横インの看板を見つける。
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バスターミナルからホテルに向かう途中、路地の前方に新神戸オリエンタルホテルが見える。
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新神戸オリエンタルホテル。懐かしいホテルだ。
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さて、東横インでチェックインした後、夕食までの間、生田神社へ参詣に行く。
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明石海峡大橋大橋を渡り切る直前にバスの正面に見える山並み。六甲連山の横長の山脈が壁のように海にせり出している。その海際の僅かな平地に人々は町を作り、港を作り、生活して来た。今ではその六甲も山の頂近くまで開発しつくされ、斜面は住宅で埋め尽くされている。

塚が金色の黄金で覆われた垂水の遺跡、五色塚古墳はバスの中からは見えない。と言うか、正面の斜面のどこかにあるのだろうが、その場所を特定しきれなかった。今は色々とカラフルな反射物が多く、古代と違って、海上を航行する船上から一目でそれと分かる燦然とした輝きは、今の賑やかな現代社会の中では埋没してしまった。

バスは垂水のインターチェンジで長大橋の神戸淡路鳴門自動車道を出て、そのまま引き続き神戸都市高速を走行し、海外沿いに開けた神戸の街を縦貫するように神戸の中心部、三ノ宮インターで下線し、11時、バスターミナルに到着した。高速を出て路上走行していた際、東横ホテルの看板がチラっと見えたので、バスターミナルから歩いてもそれ程遠くないだろう。

神戸三ノ宮。何年振りだろうか。ほぼ10年以上は経っている筈だ。この前最後に来た時が、何時で何の用事だったかも定かに覚えていない。2012年最高裁判決の前だから2010年頃か。神戸地裁には何回か足繁く来たが、その時が最後の訪問になるのかも知れない。

三ノ宮バスターミナルから東横ホテルに歩いて行く途中、建物の間から新神戸オリエンタルホテルが見える。神戸に来た際に泊まったホテルだ。新幹線新神戸駅の直ぐ横にあり、見晴らしの良いホテルだった。最上階のラウンジからは神戸の夜景が真下に広がっていた。

東横イン三ノ宮Ⅱはターミナルからは思ったよりも離れていて、5分以上は歩いた。昨日の歩き過ぎで、下肢が痛むが旅も今日明日二日だ。無理は重ねられる。ホテルにチェックインしたが、部屋にはまだ入れない。旅行ケースをフロントに預け、近くの生田神社へ行くことにした。モラエスとおヨネが日本式の結婚式を挙げた神社だ。先ず最初に行くべき場所だ。三ノ宮駅の反対側。これから行ってみよう。


         < 懐かしき 港神戸の 三宮 >




1900年(明治33年)モラエスとおヨネはここで結婚式を挙げた。
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生田神社は神戸で一番古く、格式の高い神社だ。
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普段の日でも多くの参詣者を集めている。
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裏に回って、生田の森を散歩しよう。
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さて、この先が生田の森だ。
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