ちゃおチャオブログ

日々の連続

最悪のインド旅行記(16)サールナート(鹿野苑)。

ベナレス空港と市内の中間にはサールナートの遺跡がある。
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その巨大なストーバには圧倒される。
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この時は丁度小雨が降っていて、中には入らなかった。
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ダメーク・ストーバ。
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サールナート、別名「鹿野苑」。紀元前430年頃、35歳の仏陀は、この地で最初の説法を行った。「初転法輪」であるが、最初の内は鹿しか話を聞いてくれなかった。
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仏教遺跡はインド北東部に集中している。ブッダガヤ、ナーランダ、ラージギル等々。これ等の地域は生誕地ルンビニを含め、お釈迦様が生まれ育ち、悟りを開いてから後、亡くなるまでの80年間を過ごした場所だ。今日訪問したサールナートは、それ等の地域とは少し離れた場所にあり、ベラナシの郊外だ。

ブッダガヤで悟りを啓いた35歳のお釈迦様は、そこからこの地ベラナシまでやってきて、郊外のここサールナートに於いて初めて説法を行った。仏教用語で「初転法輪」と言う。紀元前430年ころの事だ。当時このベラナシでは既にガンジス河での沐浴が今と同じように行われていて、お釈迦様も行った。

ここサールナートは主要な仏跡であり、敷地の中央には巨大な卒塔婆、ダメーク・ストーバが立っている。圧倒される大きさだ。又、そこには日本やタイの寺院も建立されていて、タイの巨大な仏像は更に圧倒される。タイ人もインド人も日本的な奥床しさは持ち合わせていないのだろうか・・。

携帯写真をパソコンに移し替えている時に、ここサールナートの写真が出て来て、今思い出すのは、ここへは空港からベナレスに来る途中で立ち寄った、ということだ。余り時間もなく、史跡公園をさっと回り、携帯で卒塔婆、仏塔等を撮影しただけで、中にある考古学博物館に立ち寄ることもなかった。矢張りインドは、今度はカメラを盗まれないように気を付け、もう一度来なければならない。



ムールガンダ・クテイー寺院。内部には日本人画家の絵が掛けられている。
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晴れた日のムールガンダ・クテイー寺院。
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ここには日本寺も建立されている。
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中には入らなかったが、考古学博物館も併設されている。
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前方に巨大な仏像が立っている。
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タイ寺院に建立されている巨大な釈迦牟尼像。
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