
成人の日の休日。自分の半世紀前の成人式、子供達の20年前の成人式等が思い出されされる。各地で新成人の羽目を外した行動がみられるが、多少のはみ出しは、大目に見てやろう。
93歳の殺人者。横浜の老人ホームで、同室の妻を93歳の夫が首を絞めて殺害した。この夫婦は、半年ほど前にこの有料の老人ホームへ入居したのだが、狭い部屋の中で、毎日顔を合わせてる夫婦に諍いも絶えなかったのだろう。
性格が合わず、一つ屋根の下での生活が無理だったのだが、別れることもできず、最後は、こうした悲劇になった。どちらかが、先に死んでいれば、殺人事件など起きなかったのだが、長生きした結果殺した方も、殺された方も、人生の最晩年に不幸が訪れた。円熟とは程遠い、老後の悲哀だ。
下流老人。年金も十分でなく、高齢者のほぼ3割近くが、下流に陥っている。年金でかつかつか、それ以下。高齢独居老人の生活保護が急速に増えている。詩人式で夢見た豊な老後の夢は大半が無残に破られ、ただ生きて、3食の食事をしているだけの老後の人生を送っている。・・まあ、食事が得られるだけでも、どこかの貧しい国よりは、良いかも知れないが・・
51歳、これからの人生なのに先だって逝った。ご冥福を祈る。
