ちゃおチャオブログ

日々の連続

最悪のインド旅行記(53)1週間ぶりのデリー。

今日一番の仕事は、ホテルマスターに案内されて、管轄の警察署へ行き、盗難被害届を出すことだ。
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警察署はどこか製造会社の敷地のような感じで、のんびりしていた。事件も少ないのかも知れない。
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ホテルに一旦戻り、コンノートプレイスへ行く。この辺りがデリーの中心部だ。
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綺麗なショーウインドウなども目を惹く。
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コンノート広場の真ん中には緑の公園になっている。
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昨日は、デリー駅前のホテル「Star Villa」にチェックインした後、マスターにカメラ盗難について、従業員に確認したかどうか、聞いたが、誰も盗んでいないし、カメラについては知らない、との返事だった。結局、Fujiの5倍ズーム、中型カメラは、空っぽのカメラケースのみが残されることとなった。取り敢えず、今日マスターの案内で、最寄りの警察へ盗難被害の届を出すことにした。証明書がないと、帰国後の保険も適用されない。

昨日はそうしたゴタゴタで、支配人がホテルに来るのを待ったり、掃除人に確認したりで、夕方の時間をほぼ費やしてしまったが、夕食mでにはまだ多少時間もあり、ホテル傍の床屋で散髪することとした。近くの路地には何軒か床屋が集まっていて、どこも安そうだ。人件費の安い国、散髪だけだったら100円もしない。少し綺麗そうな店に入り、椅子に座る。この国の床屋のシステムが分からないので、なすがままに座っていると、上得意とみたのか至れり尽くせりの応対で、二人がかりの対応で、一人が散髪中に他の一人は腕とか足のマッサージ。散髪、洗髪が終わってからは、椅子を寝かせて、殆ど全身マッサージ。先日ベナレスの河岸でヨガ師のマッサージを受けたが、ここでは本格的なマッサージ。10分20分で終わると思っていた散髪は1時間近くも掛かり、料金も300ルピー、600円もかかった。通常料金の5-6倍だ。だが、それにしてもこんな大サービスで600円とは安いものだが・・。

散髪が終わって、又直ぐその隣の食堂で夕食を食べ、昨夜はそのままホテルに戻りベッドに横になったが、今朝はホテル支配人の案内で警察への被害届に行く。支配人と言っても、兄弟で経営しているホテルで、経営者は兄の方だが、警察へは車ではなく、バイクの後ろに乗って連れて行ってもらった。署はこのデリー旧市街を管轄する本部で、閑散とした感じだが、大きな事件も無いのか、のんびりした感じが漂っている。アジアの警察は過去プノンペンで行ったことがあるが、半日かけて市内の派出所から郊外の警察本部まで行って、盗難証明書を貰ってきたが、帰国後保険請求したら、入っている保険は携行品不担保とのことで、努力が無駄になったが、その後、保険を厚くして携行品担保を追加で入れたが、今度はしっかり、保険請求しよう、との意気込みだった。が、後日談になるが、帰国後に保険請求したところ、約10万の被害に対し、4万ちょっとの保険金しか下りなかった。何か保険会社の複雑な算定方法があるようで、一度だけ苦情を言ったが、計算が変わるわけでもなく、そのまま受け入れた。Better Than Nothing!

警察署では、担当係官を待ったり、高圧的な尋問の末調書に署名させられたりと、1時間以上も掛かったが、漸く盗難証明書が発行され、再びホテルまで送ってもらい、後は当方が帰国後に保険請求するだけとなった。部屋で一休みし、それからは又先日行ったコンノートプレースへ行くことにした。中心部に大きな公園があり、新市街の真ん中にあって、丁度日比谷公園のような位置付けだが、その辺を歩いていれば、又、先日の青年が当方を認め寄って来るかも知れない。Untutchable.不可触賤民の青年だが、学習意欲が高い。もう少し、彼とインドのことについて、話してみたかった。



この緑の芝生の地下は大きなショッピングセンターになっていて、各種各様の小売店が店を構えている。
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公園内には沢山の市民が憩いしている。
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広場を囲むように立派なオフィスビルが円形状に並んでいる。
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どことなく植民地風の建物だ。実際、インドが独立する以前の英国統治時代に使用されていたに違いない。
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さて、これからどこへ行こうか・・。コンノート広場の横には地下鉄駅がある。地下鉄に乗って、次の場所へ行って見よう。
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