ちゃおチャオブログ

日々の連続

4.8.(金・晴れ)国会空転。円ドル・東証反発。勝又被告有罪。

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昨日に引き続き、朝から国会、TPP法案の審議。昨日もやり玉に挙がったが、真っ黒塗りの回答文と西川ゲラ文。
人を馬鹿にした話だ。こんな真っ黒塗りのコピーを出すくらいなら、最初から出さない方がよい。出す積りだったら、要点を整理し、その部分をコピーして出す位の知恵は働かなかったのか! 政府役人の能無しども! こんな問題で時間をとって、どうする積りだ。戦略の欠如としか言えない。こんなコピーを示されて、野党が怒るのは当然のことである。子供でもしないような喧嘩を自民は仕掛けているとしか言いようがない。

更に話が拗れたのは、TPP特別委員会の委員長を元担当の西川氏が務めていることであり、あろうことか、その本人がTPP交渉の裏話を中央公論社から出版するとして、アマゾンより販売PRが出たことだ。昨日民主議員がこの点を指摘したら、今日のアマゾンから出版PRが消えているという。
今日も民主、緒方氏が引き続き追及、内閣府からの本件経緯に関する回答コピーを振りかざして質問するも、担当の石原伸晃は知らぬ存ぜぬの一点張り。これでは話が先に進まない。それを裁く委員長が当事者の西川だからクソも味噌も一緒くたの感じ。紛糾するのは当然で、たまらず野党は退席。夕方まで待ったが野党は戻らず、残った野党で審議を続けたが、国会論戦に大きな汚点を作った。その大きな原因は政府にあり、石原にあり、西川本人だ。こんな渦中のさ中に裏話本など出そうとした西川の大バカ者! こんな者を委員長に据えた自民の馬鹿さ加減。能無し伸晃。一昨日BSフジで、親父と渡部、堺屋太一の3人の鼎談があったが、少しは親父の教えを受けてきた方がよい。
国会空転を元に戻すには、
1.野党は、米国初め、各国の国会論戦の内容を確認すべきであり、どの国も交渉の経緯に関しては、一切表に出ていないのであれば、追及の矛を収めるべきである。
2.仮にどこかの国で、交渉の中身にまで踏み込んで論議されているのであれば、それを証拠として、出すべきである。
3.どこかの国で、交渉の経緯がオープンになった論議がされているのであれば、政府は要点整理し、黒塗りの部分を一部開示すべきだ。
4.更に西川は当事者であるから、委員長を交代させるべきだ。

G7を来月に控え、国会が空転するのは問題である。政府はTPPを速やかに可決し、来月のG7に備えるべきである。

旧今市の小学生誘拐殺人事件、勝又被告、裁判員裁判で有罪の判決。無期となる。大人しそうな顔をテレビで見せていたが、ビデオ撮りされた自白が有力な証拠になった。先日の中1誘拐犯、寺内も千葉大生の大人しそうな顔付をしていたが、顔では分からない、顔には表れない人間の本性が深く隠されているのか・・。
段々人を信用できなくなる世の中になっていくのか・・。

昨日のBSフジで、堺屋氏は、最近の若者は3Yだと指摘していた。1.夢がない。2.欲がない、3.やる気がない、と指摘していたが、当方は更に、4.喜びがない、とプラスしたい。
確かに日本の危機だ。

漸くドル円の下げに歯止めがかかり、一時は108円90銭台まで上がる。が、109円を前に失速。再び108円半ばを往来。株式の方も漸く反発。円安の動きは鈍いものの、クジラの買いでも入っているのか、一時は200円に達する上げも。が、最後は伸び悩み、71円高で終了。久しぶりの晴れ間を見る思いだ。
夜間、再び円高に走り、108円3銭まで下落。政府はハゲタカの仕掛けに負けてはならない。


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