ちゃおチャオブログ

日々の連続

成都の3日間(5)バスの窓からの成都。

ガイドの黄さんの説明によれば、成都の市民の4人に一人が車を持っているという。確かに道路は車で溢れている。
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モダンなアパートというか、ビルが立ち並んでいる。
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ああ、地下横断道などもある!
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Scrap & Build、成都は今すごい勢いで近代化に向かっている。
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成都の中心部の辺りだ。
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今回の旅行は代金が安い代わりに旅行期間も2泊3日とごく短い。だからバスの中からでも機会を逃すまいと、可能な限り外の様子を観察する。成都市内に入ってからの道路両側の高層ビルの連なりには少し驚かされたが、考えてみれば、周辺人口を含めれば、1000万人を遥かに超えている。中国は大体がどこもコンパクトCityだから、市の中心部に高層マンションが重なり合っているのは理の当然だ。マンションも新しく、走っている車も新しい。ここ数年の目覚ましい経済の発展は、こんな処にも形として表れている。

道路が渋滞し、バスがゆっくり走るのは当方にとってはむしろ有り難い。それだけより多くの外の景色が眺められるからだ。待ちのいろいろなものが眺められる。通りを歩いている人の身なりもみすぼらしさは感じられない。10年ひと昔。いや20年ひと昔か。20年前吉さんと一緒に江南地方を旅行したが、当時の庶民生活と比べたら、月とスッポンだ。通りを歩く人の身なりは日本と変わらない。

通りを走る乗り合い路線バスにしてもモダンだ。大半が新型車両で、大きなガラス窓に2両連結。電気自動車のように音も静かで排気ガスも出さない。乗客が乗り降りし易いように車台を低くしたLaw Stepのタイプだ。天井は半分ほどもガラスでカバーされていて、外の陽光を大きく取り入れているのは良いとしても、背丈の高い当方バスからは中の様子が丸見えだ。嘗てのような満員バスの中で押し合いへし合いの状況はなく、殆どが座席に座り、何かの雑誌を読んでいたり、ゆったりしている。それもその筈、バスはひっきりなしにやってくるので、車内が満員になることもないのだろう。バスの後部には「蜀都客車」とメーカー名のプレートが貼ってあった。四川の地元資本の自動車メーカーなのか・・。

省と言っても人口は8000万人。ドイツフランスイギリスカナダ豪州などよりも遥かに多くの人口を抱え、土地の広さも日本よりは大きい。一つの省で一国並みの自己完結的な経済運営も可能なのだろう。自動車がそうであるように、今建築中の高層ビルなども地元資本のジェネコンが中心になってやっているのかも知れない。四川省の隣、揚子江を下った先には人口3000万人を超える重慶直轄市がある。全くこの2つの省と市を合わせれば、日本の総人口と殆ど変わらない。毛沢東は人口の多さは富であり力であると言っていた。日本人から見て、中国の西の外れにあるような地方都市が、これ程までに発展していようとは、実際、この地に来てみなければ分からないことだった。



これは地元の銀行の本店のようだ。ICBCの傘下にあるようだ。
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近くのモータープール。「洗車美容」の看板が出ている。
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あ、路線バスが走っている。随分綺麗だ。しかも2両連結!
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ああ、窓ガラスを大きく取っていて、車内が丸見えだ。
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乗客も皆、嘗ての貧しさはどこにもない。
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