ちゃおチャオブログ

日々の連続

成都の3日間(6)寛窄巷子観光。

市の中心部には変わったデザインのホールのような建物も見えた。
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バスを待つ人々の身なりもこざっぱりしている。
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さて、市内を横断し、最初の観光地「寛窄巷子」へ到着した。
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通りを歩く人々もこざっぱりしている。
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小学校の前では父兄が学校から出てくる子供たちを迎えに来ている。中国では子供誘拐も多発しているようだ。
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成都国際空港、ここではどういう理由からか「双流国際空港」と呼ばれているが、その空港から凡そ1時間半、渋滞中の市内を横断してやってきたのは「寛窄巷子」。日本語に無いような文字もあって何と読むのか首を傾げてしまうが、中国語では「クワンザイシアンズ」。まあ、普通に読めば「カンサクコウシ」か・・。この最後の「巷子」は「巷間うわさが絶えない」とか「巷説いろいろ」等々、「ちまた、町中」といった意味で、中国語でいう「巷子」は北京の「胡同」(フートン)と同じような意味あいで、「小路、路地、横丁」といったような意味だ。従って、ここ「寛窄巷子」は「寛小道」と「窄小道」があるとのことである。

バスはこの小路の入り口付近に駐車し、今晩の夕食の場所、四川ヤムチャ(飲茶・小皿料理)のレストランの前で解散し、これからの約1時間強は自由時間で、この小路を散策し、このレストランには5時半に集合することになった。皆三々五々、思い思いに散っていく。小路全体が土産店、軽食店、出し物、レストラン、小劇場、と種々雑多な店が集まっていて、随分賑やかだ。人口の多い国、都市だから通行人も大勢だ。勿論、ここを歩いている人はほぼ全員が観光客で、しかも白人の姿は殆どなく、日本人韓国人も目立たない。ほぼ全員が中国国内からの観光客と言えるだろう。

この小路は清朝時代に栄えた通りだという。それなりに古い建物やら通りの作りである。が、全体に新しく感じるのは、近年の中国の経済的発展で、かなりの模様替え、改造が行われているに違いない。清朝が潰え、国が滅び、政体は変革した。この通りもそうした衰退期には廃墟のようになっていたに違いない。が、今は見事に復元されている。否むしろ嘗ての反映を凌駕しているだろう。爆買いに象徴される中国人の大量消費性向はこうした地方の都市にまでも波及しているようだった。



小学校の塀の上には防犯用のバラ線なども張られている。
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人々は皆平和そうだが・・
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今晩のレストラン集合場所へ急ぐ。右側にレストランがある。
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今晩の飲茶料理のレストラン。外見上の造りは古い。
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どんな飲茶料理が出されるのだろう・・
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