
余震が続発していた熊本で深夜今までの最大の地震、M7.3の本震が真夜中に発生。その後本震はないだろううと、自宅に戻っていた人々が、深夜の最大規模の本震で、家屋が倒壊し、更に犠牲者が増える。活断層の直下型地震、専門家にも予測できないもので、不運としか言いようがない。全く天災は予測不可能だ。人の命など、大きな自然災害の前では木の葉のように翻弄される。大自然の前では小さなものだ。
深夜の本震で、更に犠牲者が増え、41人となる。それでも、これだけ大規模の地震にしては、被害者の数は少ない。唯一の救いだろう。
以前、大観峰から眺めた阿蘇盆地、阿蘇神社にもお参りし、古い檜造りの社も無残だ。阿蘇盆地から国道を熊本に下ってくる途中、益城に入る手前の左側に、大きな橋がかかっていたが、それが阿蘇大橋。あんな大きな橋が跡形もなく消え去るのか・・。自然の暴威の前では、人の力など微々たるものだ。自然を敬い、自然を恐れなければならない。人は自然とともに生きなければならない。
