ちゃおチャオブログ

日々の連続

4.18.(月・晴れ)東証500円以上の下げ。G20不調。Opec会議不調。山岸さん死去。

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ワシントンで開かれていたG20蔵相・総裁会議、米国ルー財務長官に押し切られる形で、日本の発言は封じられ、円高是正策は講じられなかった。その結果、政府日銀は裏でも為替介入ができない状況に追い詰められたが、不思議なことに、為替は別の動きをしている。本来なら円高が更に急速に進み、直ぐにも105円に到達しても不思議でない環境であったが、107円後半で足踏み、更には108円半ばまで戻す動きに。ハゲタカは何を考えているのか、さっぱり分からない。
いずれにしても、これ以上の円高が進まず、政府、輸出業者はほっとしている筈だが、株式市場の方は大嵐。木曜日の熊本地震の第1震では、金曜日の市場はそれ程強くは反応しなかったが、土曜日未明に襲ったM7.3の第2震には被害も拡大し、Supply Chainが寸断され、又、同時にドーハで行われたOpec会議が不調に終わり、結果、原油生産に歯止めが掛からず、WTIは4ドル以上の下げを見、この地震原油、更にG20会議不調をトリプルパンチを受けて、東証一時は700円に迫る大幅下げに見舞われる。
終値572円安の16,275円で終了。当方信用率29%に低下。これだけの地震に見舞われたのだから、やむを得ないだろう。


地震報道のさ中、元連合会長の山岸章さんが死去。86歳。元佐世保の特攻隊。予科練。去年大阪で見舞いした田島さんと同年か、1年先輩か・・。
彼も徹底していて、組合運動も激しかったが、最近の安倍総理の財界への賃上げの働きかけに対し、どっちが本当の組合員なのか、と、現在の組合運動を皮肉っていた。今の日本では、組合員も役人化し形骸化して、飼いならされている。山岸さんではないが、安倍総理こそ最もハードな運動家かも知れない。


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