ちゃおチャオブログ

日々の連続

成都の3日間(9)寛窄巷子を見終わってレストランへ。

寛窄巷子には幾つかの高級そうなレストランもある。セットの飲食料金も良い値段だ。これはパーテイ用で2680元、約5万円。
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ここは又ミニデイズニーのような感じの館だ。いや、アリス写真城か??
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山岳民族の凝った衣装で客を呼び込んでいる店もある。
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この通りには今頃もみじが紅葉している・・
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あれれ、よく見るとこれは人工の紅葉だ。
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土産物の装飾飾りは中国語で何と呼ばれるか分からないが、カラフルな絹糸で織られ、真ん中に牡丹の花が図案化されていて、見た目のよいものだった。値段を聞いたところ、「サンパイ」、3百と言っている。約6000円(300元)、安いじゃないか。買うことにして、当方「リャンパイウーシー」(250)と言ってみる。そうしたら姜族の女性、言葉が通じないとみたのか、奥から計算機を持ちだし「280」と数字を打ち込む。うんまあ良いだろう、少しは負けてくれた。で、その飾りを買って、そろそろ夕食の時間、寛窄巷子入り口近くにあるレストランに向かった。

まだ多少の余裕時間もあって、小路をぶらぶら歩いて戻ることにした。もっと時間があればどこかの芸能館にでも入って、四川の芸能でも見たかったのだが、1時間はあっという間に過ぎてしまって、そんな余裕もない。外から館内の様子を見るだけだ。居酒屋風の飲み屋は大繁盛だ。特に若者が多い。人口1000万人の大都会。多くの若者がいて、夜は日本と同じように若者同士の飲み会をしているのだろう。中国も今までの生産国家から急速に消費社会に移行しつつある。バッカスは良いことだ!

人が有り余っていると思われている中国でも、経済がこれ程急速に発展するといろんな部分で人手不足が生じているのかも知れない。なかなか高級そうなレストランの入り口には求人広告も出ている。中国語では「採用」ではなく「招聘」というようだ。随分凝った言い方で、書いてある内容を見ると、条件も随分良い。一番トップの経理で6万円(3000元)から12万(6000元)、一番低い皿洗いでも4万円から5万円。結構な月収だが、上海等の沿海部地方では労働賃金もうなぎ上りで、日本の企業なども向上を中国から他の低賃金国に移しているという。人件費高騰はこんな地方にも波及しているのか・・。フロア要員は男は身長170cm以上、女は160cm以上とあるから、一体どんなレストランか・・。

集合時間の6時15分、途中迷路のような小路に迷ったが、見覚えのあるレリーフなどあって、時間前にはたどり着くことができた。他の何人かは迷っているのか、到着が遅れている。暫く待って全員揃い、さてこれから楽しみの飲茶料理のスタートだ。



賑やかな飲み屋。若者はどこでも元気だ。
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日本の飲み屋と同じで、値段も安い。
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皆大学生か・・。喧騒が外にまで響いてくる。
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うーん、ここは高級そうなレストラン。シックな佇まいだ。
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入り口に採用看板が出ている。何々、「招聘」! 従業員を採用するのに「招聘」とは!
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