すったもんだの末、オリンピックエンブレムが決定される。応募総数役15,000作品の中から4作品に絞り、21人の審査員の投票により、過半数の13票を獲得した野老朝雄さん(46歳)の組市松紋に決まった。
決定に至る間、国内外の薬万人からの意見も参考にしたとのことだが、事前予想やマスコミの行うフアン投票では下位の人気だったが、逆転入賞となった。
王さんを始めとする識者21人の記名投票により選ばれたものだから、文句のつけようもないが、どうも見た感じは大人し過ぎる。このデザイン、模様なら、今回行われる伊勢志摩サミットや、国連人権会議等々のテーマエンブレムなら、当方も大いに賛成するが、スポーツの祭典、オリンピックのエンブレムとしてはどうか? 躍動感に欠けていると思う。
もしも選考過程の中で、武藤氏を始めとする事務局の役人リードが無かったなら良いが、デザイン全体から受ける印象は、役人発想的な「無難」な選択の匂いが感じられ、それは自分一人の感じ方なのだろうか・・。
兎も角、ルセフもオリンピック開会宣言に出ないとなれば、東京からは舛添氏は行く必要がない。多額な税金を浪費していて、恬と恥じないような人物は行かせるべきでない。
フィリピン・アキノ大統領は国賓を迎えるのに通例はマカラニアン宮殿で出迎えをしているが、今回は空港まで出向いて歓迎、又、送迎。日本大使公邸でのレセプション参加、宮殿での歓迎式典、等々、陛下とは何回も親密な会合を持った。過去に例のないことで、110万人のフィリピン人が戦禍で亡くなったが、そうした恩讐を超えての訪問となった。
石原節、新太郎氏が田中角栄をべた褒め。こうした人間がいないと日本を引っ張って行けないと。英雄は英雄を知るの図。