ちゃおチャオブログ

日々の連続

春の裏高尾(5)相模湖へ下り立川へ。

相模湖、千木良の集落が見えてきた。
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漸く城山から下山し、千木良の集落を国道20号線に出る。
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国道から眼下に相模川と弁天橋が見えている。
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台地の上を走る国道から下り降りて、弁天橋を渡った。
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この辺り、一人静かのような野草が沢山自生していた。
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相模ダムの向こうに今下り降りてきた奥高尾の山並みが見える。あれは城山か景信山か・・
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城山で一休みし、いつもは小仏峠の方向に下って行くのだが、今日は久し振りに反対方向の相模湖へ下ることにした。東海道自然歩道が高尾山から大阪箕面まで続いているのだが、本来は小仏峠から相模湖へ下る山道がメインだが、ここもサブの山道になっている。従って登山道はかなり整備されている。城山からは下り一方で、ふくらはぎへの負担は少ないが、常時膝を刺激するので、膝への負担は高まる。登って来た時もゆっくりだったが、下りになったら更にゆっくりの歩調で歩く。

先刻のメインの峰道と比べ、この登山道を歩く人は少ない。それでもこの時間、何人かの登って来る人に出会い、又、何人かの下山者に追い抜かれていく。今日の自分の状態、このペースでは、追い抜く人も誰もいないだろう。
殆ど静かな山道を下り降りるが、そうしたしじまの中を時々、ドン、ドン、と空筒の音が聞こえる。最初は空の打ち上げ花火かと思ったが、後で山中まで聞こえてくる町内放送を聞くと、サルを追い払う為に空筒を打っているとのこと。

その影響からか、城山までの登山道では、色々な野鳥、仏法僧とか鶯、山鳥の囀りに耳を傾け、小休止することもできたが、この相模湖へ向かう下山堂には、小鳥のさえずりが全く聞こえない。サルを追い払うと同時に、小鳥も皆山の反対側に逃げ去ったのだろう。膝を曲げるのも苦痛になり、しまいには、横向きのカニ歩きにもなり、したすら下り降りた。

普通の下山者の倍の時間がかかり、漸く千木良の登山口に出る。1軒だけある茶屋兼土産店。以前はここで一休みし、漬物など買って帰ったが、このコースももう4-5年は来ていない。いや、もっとそれ以上か・・。店のばあさんに「どうぞ」と言葉を掛けられたが、見覚えもなく、そのまま国道へ向かう。

以前は国道20号線に出て、垂水峠の方面からやってくるバスに乗って相模湖駅まで出るのだが、今日は夕方立川の荘さんの店に行くつもりでいる。今からバスに乗って立川へ行っても店はまだ開いていないだろう。どの道どこかで時間を潰さなければならない。春の好天、相模湖を歩いて駅まで出よう。

国道から眼下に相模川と真っ赤な弁天橋が見える。国道からの坂を下り降り、橋を渡り、弁天島を登り返して津久井養護学校の前を通り抜け、相模ダムの前にかかる大橋を渡って相模湖に出る。午後の遅い時間だが、まだ何人かボートに乗っているレジャー客もいる。春の好天、思いっきり遊びたいのだろう。

相模湖町も今はもう相模原市。駅名は以前のままで相模湖駅から電車に乗って高尾乗り換え、立川で下車する。荘さんの店、斎料理を食べに行くのだ。先週は都合で来られなかったが、ほぼ1年ぶり。元気でやっているのか・・。

土曜日の夕方、既に6時を回っているが、客は誰もいない。奥の方で、グレグさんが近所の主婦を相手に英語の個人レッスンを行っている。荘さんもグレグさんも1年前と変わらない。店が繁盛していないのが、気になったが・・。

荘さんのお勧め、台湾ビールを飲み、斎のチャーハン、デザートを食べ、店を後にする。次に来るのはいつになるか・・。もっと頻繁に来てやらなくては・・。8時過ぎに帰宅。朝9時に家を出て、ほぼ1日、12時間の歩行。ドアツウドアの合計31、192歩。歴代3位の記録だ、記録を見ると1位は去年の8月、徳島眉山を歩いた時だ。合計33,926歩。歴代2位は去年の9月、稲さんと同じくここ裏高尾の陣馬高原を往復した時で、31、689歩。今日は3位とは言え、500歩も違わない。良く頑張った!

                             (終)



午後の遅い時間だが、相模湖ではまだ遊んでいる客もいた。大きなスワンボートだ。
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荘さんの店。土曜夕方なのに客が少ない。
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台湾ビールを初めて飲む。去年台湾を旅行した時は、こんなビールがあるとは気が付かなかった。
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斎のチャーハンらしい。
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台湾志の中に出ていた鄭成功の写真。中国、明朝風だ。
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最後に出された斎のデザートを食べ、店を後にした。今日1日で3万歩以上歩いた! 実際、疲れました・・
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