ちゃおチャオブログ

日々の連続

成都の3日間(19)パンダ園の修学旅行生?

パンダ飼育センターの前方は広大な原野になっていて、竹林とか桜の林などが植樹されている。
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飼育員餌が竹を集めている。
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飼育センターの裏側にも同じような囲い柵があって、別のパンダがのんびりと昼寝をしている。
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ここの「住人」は名前が「成績」(チェンジー)というらしい。メスで2000年9月に生まれている。・・とすると今は16歳か・・。カタカナでルビを振ってあるのが嬉しいが・・。
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パンダ飼育センターの周辺には広大な山野が残されている。そこは自然のままの雑木林ではなく、かなり手入れされていて、竹林とか桜林などが植樹されている。パンダの食料と観光客の目を楽しませる趣向なのだろう。センターをぐるっと回った裏側にも敷地面積は小さくなるが、同じような柵囲いがしてあって、何頭かのパンダが飼育されている。ガイドの黄さんが、このセンター全体で、数百頭のパンダが飼育されていると話していたが、当方、メモも取らなかったので、正確な頭数までは覚えていない。いずれにしてもパンダはすべてナンバーリングされていて、名前も付けられている。人の子と同じだ。この裏側のコーナーを最後に飼育センターを後にし、元の入り口方向に戻って行く。

長閑な田園のような遊歩道を歩いていると、前方の林の向こうから賑やかな子供の声が聞こえてくる。近くに小学校でもあって、そこで運動会でも行われているのではないか、と思える程の賑やかさだ。樹木の向こう側で姿が見えないが、パンダ園の外に集落でもあるのだろう。そう思って林の中を歩いていると、遊歩道の前方から樹木に見え隠れして子供達がやってくる。随分大勢の子供達で、長い列を作っている。・・ああ、小学生の遠足だったのか・・。姿が見えなかったが、この子供達の話し声、笑い声が、何か子供の祭り、運動会のように聞こえたのだ。中国の小学生は明るく朗らかで元気なものだ。

中国語の出来る同行の吉さんが子供の一人を捉まえて、「どこからやって来たの?」と聞く。当方にも「ライナーリ(来那里)?」程度の中国語は理解できる。その少年は、少し驚いたように恥ずかしそうに「・・何とか県からやってきた。」と答えていている。吉さんにも聞きなれない地名だが、話の中から四川省のどこか、ここ成都からそんなに遠くの村ではないようだ。そうか、この小学生は修学旅行でやってきたのではなく、日帰りの遠足でやってきていたのか・・。

四川省にとっては、パンダは世界に誇れる自然遺産で、又金の卵だ。小学生の内からこうしたこの国の宝物を教え込むのは理に叶っている。100人、200人の幾つかのグループが列を作ってやってくる。同じ小中学校からやってきたのか、別々の学校かは分からない。しかし、皆、躾も良さそうだし、元気が良い。日本の小中学生も小学生の内は、今のこの子供達と同じように、明るいに違いない。



前方の林の中が騒がしいと思っていたら、修学旅行生の団体がやってきた。
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どこからやって来た小中学生だろう・・。随分元気で賑やかだ。
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同行の吉さんがどこから来たのか聞いてみたら、四川省のどこかの県から来ているとのことだった。
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身なりも綺麗だし、お揃いのジャージーを着て、躾も良さそうだ。
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入り口近くにあるパンダセンターにやって来た。同行の吉さんとガイドの黄さん。
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当方も巷さんと一緒に1枚。
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