東大同期の元総理鳩山さんと頭の良さでは１－２を争ったと自慢している舛添君、今日の定例記者会見、成程、自慢するだけのことはある。記者の質問に対し、弁舌爽やかに滔々と喋りまくり、煙に巻いている。舛添君の頭の良さに付いて行けない感じの記者諸君。今まで明らかになった舛添君の嘘や騙し、ごまかし、混同を知らない者の目には、流石に大東京を任せるに足る有能な知事と映っただろう。
だが都民は、彼の言動不一致、言っていることとやっていることが１８０度真逆の事だと知った今では、全く空疎な言葉遊びとしか映らない。ショーン何とかいう、熊本出身の２世まがいのコメンテーターが、学歴詐称で、テレビ界から一発退場になり、今回の熊本地震でも、どの局からもお呼びがかからない。当然の事だ。少なくとも放送は公器、公共のものだから、そこに嘘や騙し、ごまかしがあってはならない。知事とか大臣は、それ以上に公のものであり、ショーン何とか以上に厳しく律しなければならない立場のものだ。だから、本来舛添君は、今回の問題が明らかになった時点で、即刻退場しなければならない筈なのに、今も尚、続投の意欲を見せている。都民は皆鼻白んでいる。舛添君が東大卒かどうかの前に、人間としてすべきことは、何時辞めるかの期限を明確にし、これだけの迷惑を都民に掛けたとの自覚がある以上、今期のボーナス及び辞任までの給与は返上すべきだ。そうしてこそ、都民の納得が得られるものでる。
北海道の少年７歳が１週間ぶりに救出されたことは親としても、関係者としても大変良かった。これが自衛隊キャンプで死体で発見されていたら、大きな責任問題になりかねなかった。
今回の捜索劇、連日１８０人からの大捜査網を敷き、全く関係ない方面を探していたのだから情けない。無能な司令官の元に、数多の命が失われた太平洋戦争時や２０３高地を思い起こす。
夕刻時、少年が死ぬつもりでなければ、自ら藪の中に分け入って行くことは無い。死ぬ意思がなければ、夕闇迫る人気のないブッシュに入る込むことはない。翌日、警察犬も使って、置き去りにした周辺を探したという。その時に、藪の中ら何らかの痕跡（インデアン流に言えば、人が歩いた足跡等）が発見できなければ、藪の捜索は打ち切るべきだった。それを自衛隊員まで動員して、６日間にわたって、藪の中の広範囲な捜索をしたという。これは全く司令部機能が働いていない。日本の組織が何時からこんなグータラもどきの役人根性になったのかは分からない。
が、藪周辺の捜索は１日で切り上げ、次にやるべきは、県道、国道、林道、山道、等々の夕方少年でも歩けるような道に沿って捜索すべきだった。その先に駅があったり、このような無人の自衛隊宿舎があったりしたら、そうした範囲を重点的に捜索すべきだった。そうすれば、多分２日目、３日目には発見できただろう。無能な采配と言わざるを得ない。何はともあれ、無事に救出され、誰も責任を取らずに済んだことが何よりも喜ばしい。
サッカー、ブルガリア戦、７－２の快勝。変な男、打ってもボールの入らない本田が出なかったので、チームの回転が良くなった。ハリルさん、これからは本田を外してのチーム造りをすると良い。次は豪州、蹴散らしてやれ！
日本時間２１時半、即ち米国ワシントン時間８時半、５月新規雇用者数が発表される。何と３．８万人！ 事前のアナリスト予想が１６万人。人によっては、２０万人を超える予測をしていたアナリストもいた。誰しも一瞬目を疑った！ 何かが抜けている！１３．８万か２３．８万か？ １０か２０の数字が落ちているのだろうと。
処がそれは現実の数字で、予想の４分の一にも満たない雇用者数だった。これ程大きく予想が外れた例は、自分の長い経験の中でも記憶はない。
結果、円が急騰。２円以上の円高になり、１０６円台半ばまで急騰した。米国利上げが先延ばしされることで、なぜ円だけが急騰するのか理解不能だが、現実はそういうことだ。日経先物も３００円以上の下落。月曜日が再び、泥沼になる。
