ちゃおチャオブログ

日々の連続

6.10.(金・晴れ)アリの葬儀。ケイコ・フジモリの潔さ。英国問題、株価急落

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モハメッド・アリの葬儀が生まれ故郷のケンタッキー州ルイスビルで行われた。10万人の市民に見送られ、葬儀は盛大に行われた。オバマ大統領の弔事、クリントン元大統領の献花もあった。アリは黒人でイスラム教徒。が、多数のWASPが参列しても、誰も奇異には思わない。公民権運動は広く米国社会に浸透し、その最大の例が、アフリカ系の大統領、オバマだ。彼が大統領であることに、誰も奇異を感じない。

開かれた、自由平等の米国社会で、今度、トランプが共和党候補になった。米国大統領になる可能性が高い。トランプが大統領になった後の米国はどう変わるか・・。
内向きになり、白人優位が声高に叫ばれ、再びまた人種差別のような偏見に満ちた社会に逆戻りしていくのだろうか・・。
盤石と見えた社会基盤も、ちょっとした歯車のかけ違いで、ガタガタ崩れ去っていくのだろうか・・。11月の大統領選は、この先の米国社会、更に、米国を中心とする世界の基盤を眺めていくうえで、最も重要だ。大袈裟に言えば、21世紀の世界の潮目を変えていく選挙になるかも知れない。

ケイコ・フジモリさん、投票開始後6日目にして、敗北を認める。尚、数千票の不明票があるが、それがすべてケイコ票だとしても、勝つことはできないと認める。ケレンスキーとの票差は僅かに3万票程度。大接戦だった。
41歳、彼女の潔さは、次の4年後を見据えたものだろう。父親のフジモリ氏は今なお刑務所の中。1日も早く大統領になって、恩赦で父親を釈放したかっただろうが、無情にもそれは叶わなかった。・・今度の大統領がケイコ氏に代わって、それをしてくれることを期待するが・・。

フジモリ氏は熊本出身の移民の子。その娘さんのケイコさんの潔さに比べ、同じ九州の福岡出身の舛添。いつまでも恥顔をTV画面に大写しされている。こういう嘘つきは、社会が許したらならない。日本の恥だ。

米国大統領戦以上に直近の波乱様子は来週23日に控えた英国の国民投票だ。今日発表された世論調査では、EUからの離脱賛成派が多数を占め、欧米株は軒並み下落。下落の基調はいち早く日本にも及び、この処3日連続の下げ。当方赤字幅も日々増加。やむを得ない。
英国ポンドは、対円に対し史上最低の安値、とうとう115円まで下げる。英国がEUから離脱すれば、遠からず、1ポンド100円の時代、或いは100円割れの時代も来るだろう。1ポンド2.5ドルの時代が暫く続いていたが、今や1ポンドが1ドルの時代、嘗て、1ポンドが500円もしていた時代が隔世の感だ。

英国のEU離脱を引き金に、EU,欧州はバラバラになっていく。ギリシャを救う国は無くなり、ギリシャ国民は更に窮乏し、国は消滅しかかかる。ギリシャがドイツの半植民地のようになって、国は切り売りされ、国民はドイツ人に半奴隷のように使われる。国政を誤った結果は国民が負わなければならない。

日本の現状はどうか・・。ギリシャのようにならないとの保証はどこにもない。日本国土がアジアの新興国に切り売りされ、年金は破綻し、国民は、金持ちアジア人の下で、半奴隷のような境遇になる。悪夢であって欲しいが、米国が変わり、欧州が分裂する。世界の紛争は収まらない。日本は奈落の淵にたっている。


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