ちゃおチャオブログ

日々の連続

8.1.(月・晴れ)石原父子のぶち壊し。ジョコの壁。

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増田さんにとっては有難迷惑だったに違いない。先ず最初に息子の
方。自民都連会長として、恐ろしく旧時代な通達を全党員に配った。曰く「小池を応援したら、除名だ。本人のみならず、親子兄弟、親族も同罪だ」と。
江戸時代の悪代官まがいの通達を石原の息子が会長名でよくぞ、出した。すかさず、小泉の親父が噛みついた。「俺が小池を応援したら、息子の進次郎も党を首になるのか!」と。
次に終盤、親父が息子の応援にとしゃしゃり出て、小池の事を「あの厚化粧の大年増!」と罵倒した。石原の爺さんらしい語り口で、地で思っていることをそのまま口に出した。これには、世の多くの女性の顰蹙を買い、この一言で、100万票は動いたかも知れない。

そもそも今回の混乱劇を作りだしたのは、自分自身だとの自覚が全くない。周りが止めるのも聞かずに、4選を果たし、その時はまあ、オリンピックの誘致ということもあったから、周りも半分諦めたが、僅か半年も経たない内に、知事の座を投げ打って国政に出て、「太陽の党」なる訳の分からない新党を立ち上げ、仕舞には党勢も伸びず、維新と一緒になったり、どうにかなって、自身は議員を辞めて、悠々自適と思いきや、又々マスコミに顔を出すようになり、何を思ったが宿敵角栄を持ち上げる小説を書いたりして大ヒットし、調子に乗って、いい気になって、息子の都連会長を助けると称して、表にしゃしゃり出、大顰蹙を買っている。

そもそも爺さんが途中で投げ出した結果、猪瀬があんな問題を起こし、人間的欠陥のある舛添に自公の面々が騙され、最初に目くらましに合ったのは息子の都連会長だったが、その責任すら取らず、最初に手を挙げた小池を袖にして、党とは全く関係のない増田を率先推挙し、挙句の果ては、大惨敗。

舛添のズーズーしさは、最初にレールを敷いた石原都政の延長戦上にあり、爺さんが聴衆の前に顔を出すだけでマイナス効果になるというのを、本人はおろか、自公の誰も認識せず、止めようとせず、言いたい放題を言わせた結果の大惨敗。
今回の敗北は石原父子にあるというのははっきりしている。先ず、爺さんは今後マスコミには一切顔を出さないこと。大体がもう良い歳なんだから。息子の方は暫く大人しく、今回の内閣改造では、次の人に椅子を渡すべきだ。今回の一件で「無能」の烙印を押されてしまった。このような粗雑な人間がTPPの責任者では、TPPのこの先が思いやられる。

自公も野党も、今回の結果を踏まえ、大総括しなければ、日本の政治は暗いものになる。


ジョコの壁は分厚い。錦織、マスターズ決勝戦で、再びジョコの壁の前で跳ね返される。通算成績、2勝10敗。ジョコはマスターズ戦では30連勝。今の処、アキレス腱がない。相撲の白鳳のようなずば抜けたパワーがあるが、しかし最近では白鳳にも陰りが見えてきた。ジョコにしても天下が永遠に続く訳ではない。錦織が壁に一穴を開けた時が、崩壊の第一歩になる。もう少しだ、錦織、ガンバレ。


暑いので、どこにも出ないで、昼も夜もテレビ漬け。昼は浅見シリーズ、四国松山の舞台。俳句を暗号として、通信手段に使うアイデアは斬新だ。
夕方は相棒。矢張り一番頭の良いのは特命係の杉下右京か。警視庁にも実際彼のような頭脳家が一人でもいれば、未解決事件は無くなるのだが・・。


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