ちゃおチャオブログ

日々の連続

自衛隊護衛艦乗艦記(2)「いずも」艦上にて。

いやー、これは凄い長い甲板だ。艦の全長は248mあると言う。
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一緒に来た海好きの木さん。
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当方お馴染の3人。
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甲板上から横須賀の港を眺める。実に良港だ。右手は米軍基地。戦前の横須賀鎮台だ。
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米軍基地には潜水艦なども停泊している。
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ああ、米軍のイージス艦だ。
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「いずも」は巨大な空母だ。自衛隊では「ヘリコプター空母」と命名しているが、英文表記ではDestroyer.即ち、駆逐艦であり、Heliborne Carrierとは言っていない。甲板上に立つとこれは将に航空母艦であり、その長い滑走路からはヘリコプターの発着艦とは到底思えないものだった。自衛艦と言う特殊な事情から英語ではDestroyer、駆逐艦としているが、ヘリコプターをオスプレイに変えれば、容易に航空母艦の機能を果たせるだろう。

Specは総排気量19,500トン。約2万トンの鉄の塊が洋上に浮かんでいる。太平洋戦争中の大型空母、飛龍の倍の大きさであり、瑞鶴に匹敵するような重量トンだ。全長248m、全幅38m、時速30ノット(約55キロ)、艦橋の高さは水面より49mもある。JMU,Japan Marine Unitedという聞きなれない会社の横浜造船所で竣工されたものだが、この会社は名門日立造船日本鋼管合弁会社と更にIHI,石川島播磨が2013年に合併してできた新設会社であり、その第1号艦として本艦が建造され、昨年3月就役したばかりの新造艦なのだ。日本の誇る最新鋭の造船技術が結集された世界に誇れる1号艦である。

今日その甲板上を端から端まで歩けると言う栄誉に浴している。前方に開ける横須賀港。その手前の米海軍第7艦隊司令部のある横須賀基地、そこに繋留されている艦船、潜水艦。更に手前には南極観測船イージス艦。国の守りは海上にあり。艫に翩翻とはためく日章旗に日本の力を確信し、精気溌剌としきびきびした隊員の説明で気象観測ヘリコプターの説明を受け、この艦を後にした。



左手には南極観測船、しらせも繋留している。
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電子機器で覆われた艦橋だ。
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速射ロケット砲かミサイル弾。
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威力の程は分からないが・・。
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デモ用のヘリコプターにも乗せてくれるようだ。
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ヘリコプターに乗って、ご機嫌だ。
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