１６日間にわたって戦われたリオオリンピックもいよいよ今日で最終となる。前中盤、破竹の勢いでメダルを獲得してきて日本勢も、後半伸び悩み、小倉さんが予想していた１５個までには達しなかったが、それでも過去最大の金１２個を含め、合計４１個のメダルを持ち帰ることが出来た。明日の閉会式には小池都知事、安倍総理も参加するが、良い顔を見せることも出来るだろう。４年後の東京大会、今回以上に活況を齎せることを期待する。
リオの熱狂で影が薄くなっていた高校野球、今日の決勝戦で、作新学園が北海高校を下し、５４年ぶりの優勝。実に怪物江川卓を擁した時以来の優勝だ。江川は好投手だったが、１日の空白を悪用しての巨人との入団交渉で小林繁とのズルのトレード行い、人間をダメにした。静岡佐久間出身だったが、残念だった。小林ももう何年か前、５０代前半で急逝し、こちらも又残念だった。船田中という功なり名遂げた大政治家が率先してズルを斡旋したり、誘導したりするのは、その後の人生をダメにした見本だろう。
今日も又台風一過で午後から暑くなる。自宅にいても暑く、かといってプールまで行く元気もなく、野川の植物園に行き、少し歩く。久しぶりに板橋さんと会う。既に秋の花が咲いている。気温は暑いが、陽気は秋だ。栃の実がもう既に何個か落ちていた。栃餅を作りたいが、どうも難しいようだ。
夜は、今回リオ大会の最後の競技、男子マラソン。例年このマラソンには日本人がメダルに絡み、最後まで息もつかせぬ熱戦が繰り広げられたが、ここ何回かの試合は殆どがアフリカ勢、日本人の影も形も見えない低迷状況だが、矢張り、日本のお家芸の一つ、最後まで何があるのか分からないので、見続ける。
最後の１０キロから日本選手は置いてきぼりを食い、結果、佐々木が１６位の２時間１３分。以前の日本選手は２時間１０分未満で走っていたが、こんなレベルの記録では、出ない方がマシかも知れない。その内、女子のトップにも追い抜かれてしまうだろう。
