ちゃおチャオブログ

日々の連続

行き違いのタイ旅行(10)王宮前広場(สนามหลวง)周辺で。

あれ、何か変だぞ・・。宝くじ売り場が全面的にトタンで覆われている・・
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トタンの隙間から中を覗くと、以前あった宝くじ売り場(ลอตเตอรี่ ・ロッタリー)の沢山の売り場は綺麗さっぱり撤去されて、平地になっていた。この横にあったチットさんの散髪屋も、どこかへ移転していた。
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それでは、以前良く泊まっていたロイヤルホテル(โรงแรมรัตนโกสินทร์・ローンレーム ラタナコーシン)へ行って、コーヒーでも飲んで来ようか・・・
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あれれ、このホテルも現在は休業中だ。
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うーん、ではホテルの前の「長髪の女神」、「プラメートラニ」(พระแม่ธรณี)にお参りでもして来ようか・・
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ここはいつ来ても熱心なタイ人のお参り客で絶えない。
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まあいいか、今回は付録みたいな旅行なのだ。偶々稲さんがホテル代込みで3万円台の激安チケットを探してくれたのだから、昨夜の小雨の中の人探しとか、今日のチットさんに会えなかった事等々、皆付録みたいな旅行と思えばよい。3年ぶりにタイに来て、バンコクの空気を吸えれば、それで十分だ。王宮前広場に面してあった数百店舗が集まっていた宝くじ売り場、宝くじ卸舗(ลอตเตอรี่ ・ロッタリー)の一角は綺麗さっぱり取り払われて、トタン板で囲われ、その前のローヤルホテル(โรงแรมรัตนโกสินทร์・ローンレームラタナコーシン)も現在休業中だが、広大な王宮前広場は今も猶そこにあり、この広場を散歩するだけでもバンコクへ来た価値は十分ある。

ローヤルホテルの前にある「長髪の女神」(プラメートラニ・พระแม่ธรณี)の像の前は綺麗な供花と供物で溢れ、何を祈っているのか、男女と問わず両手を合わせ、跪き、長い間女神に語り掛けている。母なる大地の神、お願いすることも、感謝することも沢山あるのだろう。そうした参詣者の邪魔にならないように、遠巻きに道路を渡り、次に「市の柱」(サーンラックムアン・????????????)へ向かった。

ここは市の中心廟。王宮の目の前にあり、200年ほど前王宮がチャオプラヤー川(
 แม่น้ำเจ้าพระยา ・メナム川)の対岸からこの場所へ移された際に、多分ほぼ同時頃に建てられたものだろう。現在のバンコクは川の東岸、この王宮を中心に半円盤状に発展してきたが、その中心にある廟、だから「市の柱廟」と言われているのだろう。現に正面には王宮、直ぐ後ろには陸軍省、少し先に右手には最高裁もある。

10年ほど前、最初にバンコクにやって来た頃、よくこの広場を歩き、歩き疲れ、タイの珍しい風物に心奪われていたが、そうだ・・、床屋に行かなくては! チットさんの店で散髪する積りでやって来たが、店が無くなっていいて散髪できなくなった。もう一度カオサン(
ถนนข้าวสาร)に戻って、どこか適当な散髪屋を探さなくては・・。



黒髪の女神、トラニ(ธรณี)さん。
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参詣者の邪魔にならないように、そっと遠くからお参りしよう・・。
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王宮前広場では又何かの建物が建築されている。この広場も来る度に狭められている。
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ああ、「市の柱廟」だ。「サーンラックムアン」と呼ばれている。
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ここの水は神聖で、多くの人が袋に入れて持ち帰っている。自分が飲んでみても、それ程美味しいとは思えなかったが・・
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さあ、広場を横切って、カオサンに戻ろう。どこかで散髪をしなければ・・
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