ちゃおチャオブログ

日々の連続

行き違いのタイ旅行(14)センセープ運河(・・・・・)を通り、ラムカムヘン(・・・・・)へ。

バンコクも最近では大分間遠になった。次にこの伊勢丹を見るのは何時になるか・・
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セーンセープ運河(คลองแสนแสบ)、「10万の楽しみ」の運河を通り、ラムカムヘンへ。
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対岸どうしを行き来する連絡ボート。モーターはなく、ロープを手繰り寄せて行き来する。
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ラムカムヘン船着き場(ท่าเรือรามคำแหง・タールアラムカムヘン)。
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調度波止場を下りた直ぐの場所に床屋があり、ここで散髪してもらう。3年前と変わらない150バーツ、450円で済んだ。
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日本人同様、タイ人には変なこだわり、縄張り意識があるのか、自分から見たら伊勢丹などはプラトナムと言って良いほどの近さで、現実に船着き場から直ぐの距離にあるが、一応地域的にはサイアム地域、嘗てのシャム王国の名称を引き継ぐ誇り高き地名で、一段低く見られるプラトナムよりか、こちらの名前の方が格段に上だ。東京で言えば銀座のようなもので、外銀座にある店舗が、築地とか神田とかの地名だとネームバリューが大分落ちてしまう。だったら、外銀座と呼ばれた方がマシだと。

さて紛らわしいが、「蝶の舞うようなダンスの波止場」=「パーンファーリラーイ」から「プラトナム」までは「マハーナーガ」と言う名前の運河で、この意味する処は「マハー」が「巨大、長大」で「ナーガ」が「龍、大蛇」を意味し、タイのお寺の石段の参道の両側手すりは、大体どこでもこの「ナーガ」、龍神の長い飾り装飾乃至彫刻で縁取られているが、意味合いは同じかも知れない。龍神に乗って昇天すると言われているが、この「マハーナーガ」を通り、バンコクに入城する、と言った意味合いなのか、単に長大な運河だから、と言う意味で名付けられたのか・・。

プラトナムから先は「センセープ運河」と言って、この「セン」は数字の「千」ではなく、「10万」。「セープ」は「すごく面白い、スマート」等の意味があり、慕って「10万回(個)の面白さ」と言ったような意味の運河にある。タイ人のネーミングは実に愉快だ。

先刻の運河は市の中心部に向かって走ってきたので、高層ビルがどんどん見えてきたが、今度は中心部から郊外に向かって走る。この運河も過去数回乗船したこともあり、何時かは終点まで行ったこともあったが、今回はホテルに戻る必要があり、その中間のラムカムヘンで下船する。「ラームカムヘン」はこの近くにある「ラムカムヘン大学」が有名だが、元々は「ラムカムヘン大王」から由来する名前で、タイ王国スコータイ朝の第三代大王で、名君の誉れ高く、国民からは「ポークン」、「高貴な父」とも呼ばれていた。

この運河はスクンビットペッブリーの大通りの真ん中を走っていて、右手に元日本大使館のあったアソークの緑の林を過ぎると、今度は左手にこれも又昔からあったイタリアビル、イタルタイを過ぎれば、もう間もなくでラムカムヘンの波止場に到着する。この船着き場を下りた直ぐの場所に床屋があり、先刻カオサンで行けなかったが、ここで散髪してもらう。こんな場所に日本人のお客さんがやってきて、お上さん、当方が日本人と分かったかどうだったか・・。散髪代、150バーツ、約450円支払い、商店街を通り抜け、ラムカムヘン大通りに出て、ソンテウに乗って、予定の3時には大分早い時間にホテルに戻ることができた。



船着き場の前の商店街を抜けて、大通りに出て、ソンテウ(乗り合いトラック)でホテルに戻る。
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ホテルは空港線(エアーポートリンク)のラムカムヘン駅のすぐ近くにある。
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今回の旅行で宿泊したホテル「ナサベガス」。昔からあるホテルのようだ。
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ホテルの横にある「土地の精霊」(サーンプラプーム・ศาลพระภูมิ)。
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ホテルの6階から見える外の景色。前方の右手にラムカムヘン大学(มหาวิทยาลัยรามคำแหง・マハーウイッテヤライラームカムヘン)。
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