９．４．（日・晴れ）Ｇ２０杭州会議。枝木落とし。

安倍総理自身は気にしていないかも知れないが、我々見ている国民はやきもきし、少し落胆する。今日から杭州でＧ２０会議がスタートしたが、その会議に先立つ全員集合の記念撮影である。

主催者の習が正面に立つのは当然としても、その右隣にはメルケル、更にその隣にオバマ。左隣にはトルコ大統領のオルドアンと続いてプーチン。我が安倍総理は２列目、右から４人目。カナダのトルードーの隣だ。

１列目には誰がいるかとみると、プーチンの隣はフランス大統領、更にその隣が朴ウネ。続いて豪州のターンブルとインドのモデイ。オバマの並びには知った顔はいない。少なくともＧ７主要国はいない。

２列目に唯一、総理とは反対側に英国新首相とその隣がアラブの皇太子か・・。

日本はＧＤＰ世界第三位、Ｇ７の主要国だ。それがこんな待遇では随分と見下されたものだ。外務省シェルパは、今まで一体何をしていたか！　正当な処遇を求めるべきなのだ。

しかしいつも正面に陣取って、いつも両手に円い印を結んで写真に写っているメルケル。ＥＵ内の盟主気取りで嫌われ者だが、そう長くは続かないだろう。昨日のドイツ州選挙では国民からも嫌われて、キリスト教同盟は大敗したが、政権自体も長くはないだろう。

しかし杭州は良い町だ。西湖があって、周辺には高級龍井の茶畑が広がる。ちょっと足を伸ばせば逆流で有名な銭塘江、六和塔もある。以前西湖の西冷印社で買った掛け軸は時々出して楽しんでいる。

杭州は３回ほど行っているが、こうした会議が開かれると、当時の旅行を思い出す。

最近の天気予報は良く間違う。が、雨の予報が逆に晴れるのだから、結果オーライの間違いではあるが。

昨日も午後からの雨の予報が終日晴れ。今日も朝から雨の予報は、雨は全く降らず、１日晴れ。午後から枝木落とし。金木犀はこれからだが、上の方をばっさり切り落とす。花が咲くのを待っていたら、又延び延びになってしまう。

今年の柿は裏年で、全く実らない。こちらも大ナタを振るう。これだけカットしておけば、来年１年はほったらかしでも大丈夫だろう。

午後もいつまでも晴れているので、今日も又少し野川を歩く。