ちゃおチャオブログ

日々の連続

モラエスの故地を訪ねて(11)ケーブルカーにてピークを下山。

ビクトリアピークの全体案内図。カタカナ表記もある。
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山頂広場のビルの中にあるレストラン。カタカナの表示もあるが、「スカイ」ではなく「すいかレストラン」となっている。
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もう一度この景色を目に納め、ケーブルカーに向かう。
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又来てみる事はあるだろうか・・
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今日は国慶節の休日だからなのか、乗客が多い。
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人の記憶などあやふやなもので、当てにならない。自分のことを言っているのだが、それは妻にも言える。50年前友人の片桐君とこの香港へやって来た時は、確かにまだ海底トンネルは出来て無く、九龍側と香港島の間を何回かフェリーで往復したが、その10年後、即ち40年前の妻との新婚旅行の際に、ツアーバスで海底トンネルを潜ったのかフェリーで渡ったのかはさっぱり覚えて無く、このビクトリアピークにきた事すら記憶にない。だからバスで上って来たのか、ケーブルカーを使ったのを聞いても、その間の記憶は全く抜けている。何故かホテルはシャングリラに泊まったことだけは覚えていた。

自分自身もこのように大きく変貌した山頂の風景を見ていると、初めてやってきたような感覚にもなり、果たして自分は嘗てこの山に登ったことがあったのか??と、自身の記憶も疑われてきた。50年前、当時バスという事は無かったはずだから、ケーブルで往復したと思う。記憶が無くなっているのなら、当時の写真を探し出して確認すれば済むことなのだが、それをするのも面倒だ。自分の記憶としてはケーブルとして置こう。

下山はケーブルカーで下りることにした。バスで又大渋滞に巻き込まれ、小1時間も缶詰にされるのは御免だ。いつもの事なのか今日が国慶節の休日で特別に混んでいるのか、ケーブル乗り場も乗客で列を作っている。それでもバスよりは早いだろう。5-6分おきにケーブルはやってきて、2回ほど待ったら乗車できた。乗れば下まで10分も掛からない。麓駅は殆ど街中で、夕暮れの迫る目の前の街区は高層ビルの明かりで不夜城のごとく煌いていた。



2車両待たされ、次のケーブルに乗車できた。
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ああ、運転手は女性だ。
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途中のすれ違い。下から歩いて登って来る山道も作られている。
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ビクトリアピークは高尾山よりも低い山。ケーブルの総延長も高尾よりも短いか・・
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凡そ10分程で麓駅に到着した。
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