ちゃおチャオブログ

日々の連続

モラエスの故地を訪ねて(21)澳門街中での昼食。

治安警察署の横の道路は、旧市街の中心商店街になっている。
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あれ? 三井だ。なんでこんな所に三井があるのだろう。
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この商店街、ここがマカオと言われなければ、どこかの中国の地方都市と変わらない。
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マカオが中国に復帰して17年。今はもうどこを見ても中国になっている。
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さて、どこで昼飯を食べようか・・。香港にあったような一人で気軽に入れるような店が無い。
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香港が中国に返還されて2年後、マカオも右へ倣えで、1999年、中国へ返還された。それから既に17年。返還以前のマカオの状態がどんなだったかは知らないが、主権はポルトガルであり、当然公用語にしても生活のあらゆる面でポルトガル語が幅を利かせていたに違いないが、それから僅か17年、ポルトガル語は殆ど影を潜め、今は中国語に置き換わっている感が強い。マカオは植民地時代からカジノで有名な都市国家だったが、返還後はそれに拍車をかけるようにあちこちにカジノホテルが乱立し、今ではラスベガスを超える程にもなっている。その殆どが華僑資本、中国資本で、中国人と中国語の存在感が圧倒的な街に変貌した。

治安警察本部の裏側、1本道路を隔てた通りが旧市街の中心商店街で、多くの商店が軒を並べているが、ここはもう全く中国の街になっている。出ている看板は中国語だけで、歩いている人も中国人。ポルトガル系やその血を引いた白色系の通行人は見当たらない。ここがマカオ、と言われなければ、どこか中国の地方都市の商店街を歩いているような感覚だ。

通りの中には中華料理店が幾つかあるが、それ等は皆数人の複数で入るようn店で、今朝香港で朝食を食べてきたようなファーストフード店は見当たらない。で、一人で入ってもおかしくないようなしもた屋風の食堂に入り昼食を食べる。通りを歩いているのは皆中国人なのだが、それぞれ方言で言葉が十分通じないのかも知れない。こんなしもた屋の食堂にまでも写真付きのメニューが掛かっていた。昨夕、香港セントラルのレストランに入った時と同じ流れだ。こんな店に外人観光客や日本人等入ってくることもないだろうだから、この写真付きメニューは言葉の通じない他の中国人向けにあるのだろう。

写真を見て、一番無難そうな麺を頼み、出てきたゆるい焼きそば風の麺はそれ程美味しいものではなかったが、まあ、この店の値段相応の料理だったかも知れないが、それを平らげ、この商店街を一渡り歩き、次に遠方からも良く見えた超高層のカジノホテルに向かって歩いて行った。



ああ、この食堂なら入り易そうだ。
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30マカオ円で麺を頼んだが、それ程美味しくない。
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先刻入館でマカオ円に両替したが、発行元は中国政府ではなく、マカオに本店のある「太平洋銀行」になっている。両替は中国300元(約5000円)が340マカオ円(MOP)になった。
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食後にどうですか?と言われても、何かいかがわしい。
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さて、これからカジノのある地区に回ってみよう。あの変てこな建物がカジノホテルだ。
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