ちゃおチャオブログ

日々の連続

モラエスの故地を訪ねて(22)Casino City Macau.

マカオの地元商店街を抜けると、元海だった場所を埋め立てた広々した場所に出る。埋め立て地で土地も広く、大きなカジノホテルがあちこちに建っている。
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4車線の広い道路の先にはマカオタワーも見える。
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こうしたカジノホテル、、一体幾つあれば気が済むと言うのか・・
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ああ、、目の前に写真で見た覚えのあるビルが建っている。
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うーん・・、Casino Lisboa,葡教娯楽場、Hotel Lisboa,ああ、ここが有名なリスボンホテルか! 葡京とは良い名前だ。
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香港からフェリーでやって来て最初に歓迎するのは、港に建つカジノホテル「Sands」だ。税関を出れば、途端に8頭身ミニスカートの美女軍団に各カジノへのお誘い。元々香港からこの街にやって来る人のほぼ9割以上はカジノが目的で、当方のような観光目的で来る人は希少だろう。多くの日本人も香港旅行を兼ねて、日帰り乃至1泊の賭博ツアーにやってくる。莫大なお金をこの街に落としていくのだろう。街のあちこちに見える高層ビル、豪華ホテルは皆カジノだ。世界中からお金持ちが集まって来て、金正男のように長逗留することも可能だ。尤も、軍資金が底をつかなければ、の話だが。

お昼を食べて通りに出ると、直ぐに目に付くのは豪華な超高層ホテル。カジノをやる訳ではないが、余りにも豪華なので、外観だけでも見て置こう。商店街を抜けて、旧埋め立て地の方へ出ると、広い4車線の道路に出る。フェリーの波止場から真っ直ぐ繋がっている道路だ。税関を出たお客が送迎マイクロに載せられ真っ直ぐカジノへ横付けできるという次第。当方のように循環バスに乗って旧市街の商店街を歩いてやってくることもない。ものの10分も掛からずやってこれるだろう。ギャンブルが目的なのだから、観光などに目をくれるいとまもないのだ。

その4車線のど真ん中にホテルリスボアが立っている。カジノの殿堂、リスボンホテルだ。マカオが何時の頃からか集客の目的でカジノを解禁したのかは知らないが、それは40-50年程前、ソウルのウオーカーヒルズやマニラ湾、その他お金持ちの日本人(今はそうでもないが)や米兵・米人を当て込んで各地に開場された賭博場の一つに違いない。

香港は英国の伝統なのかカジノが解禁されず(代わりにドッグレース等があったが)、ギャンブル好きのチャイニーズ・ホンコニーズが大挙して押し掛け、更に日本人もやってきて、今やこの街は一大鉄火場の街と化している。雨後の竹の子のように立ち並ぶ超高層ホテル。これから益々世界の富を集めて行くだろう。その象徴が今目の前に立っている「Hotel Lisboa」「葡京酒店」、「Casino Lisboa」「葡京娯楽場」、なのだ。



更に街中に進むと、より沢山のホテルが見えてきた。
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この凝ったデザインのホテル・・・、何て名前なんだろう・・
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ああ、ここがCasino Granda Lisboa,新葡京娯楽場だ。
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いやー、今やここが旧市街の中心カジノとなっている。
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いやー、凄いものだ。世界お金がこの街に集まって来ている冠もある。
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