ちゃおチャオブログ

日々の連続

高尾の紅葉と津久井山ユリ園(2)高尾山頂の賑わい。

登山開始から約40分、最初の休憩所、展望台に到着。ここも沢山の登山者だ。
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一休みし、関東平野を一望する。
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針葉樹が多く、山は紅葉していない・・。
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登って行くうちに連れ、ちらほら紅葉も見えてきた。
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公園に植樹された紅葉と違って、山の紅葉は素朴だ。
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9合目から山頂への直登を避け、右の迂回路から本道の公衆トイレの前に出る。1年程前に作り替えられたモダンなトイレだ。
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最近の高尾山登山は直登に近い清滝経由で、途中薬王院に参拝し山頂を目指すのが多くなっているが、今日は秋の好天、日差しも強い。南斜面の日差しも良く当たる稲荷山コースの稜線を登って行くことにした。いつもは途中8合目辺りで真正面に富士山を眺めることが出来、今日も期待できた。

登山口から既に大勢の人が上を目指して行く。ペアなりグループなりで、皆賑やかだ。登山開始直後でもあり、足も元気で口も軽い。登り始めた直ぐの所に稲荷神社があり、この登山道はここの稲荷神社から名前が取られている。当方がいつも登る清滝コースは途中に「清滝」という行者が水行をする高さ10m程の小滝があり、コース名はそこから取られたものだ。その滝の手前には御堂も作られていて、森厳な雰囲気があるのだが、大半が樹木に覆われた日影道で、夏場の登山には丁度良いが、天気の良い日は、こちら稲荷山コースの方が気持ち良い。

稲荷社に一礼し、ここから本格的な山道になる。このコースは20年程前、山登りを始めだした頃、知人の旅行会社社長から案内されて初めて登ったのだが、当時と比べ当方の脚力は相当落ちてきて、登るのもやっとの状態である。山道が幅広になっている場所では、後続のグループや人々に次々先に行ってもらい、ゆっくり自分のペースで歩を進め、40分程かけ漸く展望台の休憩所に到着する。

ここもかなりの人で、関東平野を少し眺め、呼気を整え先を急ぐ。急坂が続き、8合目付近では天気の良い日には真正面に富士山が見えるのだが、今日はこの高尾周辺は晴天なのだが、富士の方には雲が掛かって、お山は見えない。残念至極である。

山頂直下、左右に巻く迂回路と頂上まで直登する長い階段があるが、脚の疲労もかなり激しく、右へ巻く迂回路を取り、最近改築された公衆トイレの前に出る。ここから山頂まではほんの2-3分だ。ケーブル山頂駅から薬王院を通って来る、この山の本堂だ。謂わばこの山の銀座通り。もうごった返すような人の波である。

山頂は、まあ、何と表現したらよいのか、朝のラッシュ時の新宿駅ホームの混雑度である。山頂の乗車率200%! とアナウンス放送したくなる程の混雑である。この山が4-5年前、ミシェランガイドブックに紹介された直後には、沢山の外人登山者の姿も見られたが、当時と比べ今は激減している。と言うのか、溢れかえる日本人登山者に隠れ、影が薄くなっているのか・・。年末年始、この山に登ったことはないのだが、多分、今日のようなこんな感じだろう。ここが山の上なのか、昨日の花見の頃の井之頭公園の中なのか・・、分からなくなる程であった。



トイレから先、山頂までは、ごった返す人の波。
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ちらほら外人も見えるが、影が薄い。
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登山開始から1時間半、漸く山頂の見晴らし台だ。
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奥の富士山の見える方へ進むと更に人が増え、花見を始めている。山頂はかなり紅葉が進んでいた。
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富士山を見ようと沢山の人が展望台に集まって来ていた。が、残念ながら、今日は富士山がはっきり見えない。
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ここで休むのは諦めて、次の紅葉台まで行こう・・。
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