ちゃおチャオブログ

日々の連続

湯河原の1日(4)町は四季彩。

城願寺から五所神社へ向かう住宅地の路上には、色とりどりの花が咲いていた。
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既に11月も半ば。東京では殆どの花が終わってしまっているが、温暖なこの街では、今は小春のような陽気だ。
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ああ、今頃まだ朝顔が満開になっている。
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ここは湘南の温暖な地なのだ。
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全く朝顔の弦が冬枯れもしないでうっそうと茂っている。
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ああ、ミカンも鈴なりだ。
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城願寺での土肥一族の墓所にお参りし、次に五所神社へ向かう。ホテルの方は夕方までにチェックインすればよいので、時間は充分ある。寺からは住宅地の市道を歩いて行くことにした。ここは東海道線と並行した高台の住宅地で、日当たりもよく、様々な花が咲いている。南面ということもあるが、温泉地特有の地熱で温められている影響もあるかも知れない。11月のこの季節にまだ尚朝顔が大きな花弁をつけている。

その他、見たことはあるが名前までは知らない南国風の花。各家庭ではそれぞれ趣向を凝らして花壇の手入れに余念がない。どういう人たちが住んでいるのだろうか・・。気候温暖の地で、第一線を退いた人々が、温泉場での第2の余生を過ごしているのだろうか・・。恵まれた人々だ。

ある住宅の三輪崎には、白い見事な花が咲いていた。葉の形からそれはジンジャー、生姜の一種に違いない。白い大きな花。多分それは月桃だろう。沖縄の夏に咲く花、月桃がここでは冬に入った11月に咲いている。南方に咲く花は北の司法では季節がずれて咲くという。・・それにしても今頃・・。道行く人もなく、敢て家人に聞くこともできず通り過ぎたが、実にこの街は駅前の案内板にもあった通り「四季彩の町」に違いない。

各家庭の庭の広い水はけのよい斜面には今ミカンの木がどれも鈴なりで枝も撓んでいる。収穫はこれからなのか。それとも、必要な分だけ毎日もいで食べているのか。ここはミカンのなる湘南の地なのだ。通りのクリーニング屋さんの店先などにもミカンの山を幾つか置いて、売っていた。多分、自宅の裏山で採れたミカンに違いない。ここは「四季彩の町」であり「ミカンの町」でもあった。



ミカン山に住めたりして、良いなあ!
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ああ、この花、どこかで見たことがあるが・・
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生姜科の花。きっと月桃だ。
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沖縄の冬の寒い日、この葉、サンニンに餅を包み、むーちーびーとして食べる。その月桃に違いない。
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町中の店先でもミカンが売られている。湘南ミカンだ。
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ああ、ここはクリーニング屋さんの店先だ・・。実にこの街は「ミカンの町」であり、「四季彩の町」なのだ。
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