戦後初、現職総理として安倍総理がハワイ真珠湾を訪問し、オバマ大統領と一緒にアリゾナ艦上で献花し、その後、スピーチする。世界の平和と友愛、戦争のない世界を訴える。最初に戦争を仕掛けた国と最後に戦争を終わらせた国との最高責任者が二人手を取り合い、肩を抱き合い、世界に向けて強烈なアピールを行った。残り１か月を切ったオバマ大統領にしても、大統領としての８年間、最後に良い思い出が作られた。彼の８年間の最期の１年、広島を訪問し、このパールハーバーで嘗ての敵国、現在の最良の同盟国、日本との７５年前の悪夢を水に流し、見事な和解が得られたのだ。
安倍総理としても、よく決断してくれた。この先、更に世界平和に貢献してくれれば、オバマに続いてのノーベル平和賞も夢ではない。オバマが実践した広島訪問を世界の指導者にも働きかけ、核兵器のない世界の構築を推進していけば、日本からも佐藤総理に続いての世界平和賞受賞も夢でなくなるだろう。彼もハワイで言っていた、「世界で一番平和を愛する国民、日本人と」。日本人も良い指導者を持って、幸せだ。
夜年賀状終了。今年は６０枚。５０枚余ったが、予備にとっておく。明日投函すれば、元旦には届くだろう。
夜、平賀源内、読み進める。明日先生と会うので、今晩中に読み終えておく。江戸時代にも大変な日本人がいたものだ。矢張り、日本人を誇りたくなる。
ただちょっと気になったのは、この当時から既に国後島には松前藩の代官所が設置されていて、島のアイヌ等を配下に置いていた。そこへロシアが侵入してきて、日本の支配を蹴散らしていった。こうした歴史的事実があるのだから、少なくとも国後は、日本固有の領土として、世界にアピールすべきなのだ。
