ちゃおチャオブログ

日々の連続

モラエスの故地を訪ねて(38)園明新園を歩く。

園明新園の最初の門をくぐると、更にまた先に似たような門がある。
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麗々しい山門だ。
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「奉三無私」は儒教だが、この山門、仏教か道教を思わせるがここはテーマパークで宗教とは関係ない。山門の中は土産店になっている。
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中には写真撮影用に、豪華で古風な椅子なども置かれている。
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最期の山門を潜り抜けた目の前は大きな湖になっている。パークはあの正面の山の辺りまで続いているのか・・
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珠海メイリンホテルの直ぐ前にある園明新園。案内図を見るとここはお寺でも公園でもなく巨大なテーマパークになっている。園の真ん中辺りには大きな池があり、その後ろは山になっている。どこまでが園で、どこから先が自然の景観なのかは分からないが、兎も角池のある場所まで歩いて行くことにした。

中国語でも山門と呼ぶかどうかは知らないが、正面にある如何にも中国風の臙脂色の山門を潜ると、更に又その先にやや小型にした山門が控えている。遠くを見通すと、同じような山門が合計3門並んでいるようだ。一つで十分と思うのだが、そこは中国流の事大主義で、麗々しい山門が3つもだ。最初の山門には入り口にカウンターバーが付けられていて、今日の入園者数をカウントしている。見るとその数字は153,000程を示していた。既に午後の遅い時間、今日1日の入園者数なのだろうか・・。しかし同じようなバーが3か所設けられていて、そちらのカウント数は不明だが、これが3台とも同じような数字だとすると、膨大な数に上る。1日100万人の入園者?幾ら中国は人口が多いとはいえ、それは膨大過ぎる。今月初日からの通算かも知れない・・。

山門の中は土産店だったり、昔風の着物を着ての記念写真スタジオだったり、骨董店だったりと、商売熱心な中国人らしい利用法だ。だがもう夕方近く。帰る人の方が多く、土産を買うような人も少ない。日本だったら、大体が四天王か十二神将か飾られているのだが、ここはお寺じゃないので、門構えだけは寺院風だが、仏教とは全く関係ないのだろう。門の外では電動カートが客待ちしているが、閑古鳥が鳴いている。日中だったら、ワンさと黒山の人だかりがしていただろうに・・。

3番目の山門を潜り出た正面が湖になっている。池程度のものかと思っていたが、かなり大きな湖で、ちょっとした観光船なども浮かんでいる。芦ノ湖程の大きさはないが、千波湖よりは数倍も大きい感じだ。もう殆ど観光客も帰った後で、山門の中や軒下にある土産店も店じまいを始めている。自分も迷子になる前に、そろそろ元の山門まで戻ることにしよう。

最初の山門まで戻ると、右横の方で賑やかな音楽と明るい光が見えてくる。何かやっているに違いない。どの道時間は十分ある。行ってみよう。とそこは、いろんな国の料理の子店が出ている一角で、垂れ幕を見ると「International Food Fair」と出ている。ああ、国際食の祭典だ。そうだ、ここで夕食を食べることにしよう。



元の正面の山門まで戻ると、近くで賑やかなコーナーがあり、行ってみる。
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いろんな各国の料理を出している子店が並んでいる。
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カニのから揚げなどもあり、どれも美味しそうだ。
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カモ肉も丸々一羽、押ししそうだ。
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そうだ、今日の夕食はここで食べることにしよう。
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