ちゃおチャオブログ

日々の連続

モラエスの故地を訪ねて(40)園明新園、朝の散歩。

ホテルの横の雑貨店は朝早くから開いていて、そこの猫が人なれしていた。
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なんてネコか・・。可愛い子猫だが、三毛猫ではないのか・・。
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園明新園、正面入り口が閉じられていていたので、横の出入り口から中に向かう。左側の赤い建物は昨夜見た珠海市の文化館建物。
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何人かの人が早朝のウオーキングをしている。
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遊歩道のあちこちにこうした石膏像が立てられている。日本の公園では余り見られない。これは楊貴妃像だ。
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遊歩道横の店もこれからオープンだ。皆朝早くから仕事熱心だ。「狗不理」とは肉まん、あんまんのことだ。
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途中にはこうした古い山門なdも移築されている。
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入り口から10程歩くと、野外ステージが見えてきた。
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昨夜早く寝たせいか、朝は早めに目を覚ます。部屋には液晶テレビがあって、チャンネル数も多いのだが、殆どすべてが中国国内放送で、中国語を聞いていても理解できないし、幾ら探してもこんな地方都市で、NHK日本語放送とかCNNが受信できるとも思えない。で、紹興酒を少し飲んで早めに寝たのだが、結果、外が明るくなると同時に目が覚めた。

このホテルは朝食なしの素泊まりだから、どこか外で食堂を探さなければならない。ホテルの並びに何店か店があって、昨夜食堂もあるのを確認しているが、まだ時間が早く開いていない。まだ6時前だ。1時間ほど公園を散歩して来よう。戻ってくれば食堂も開いているだろう。ホテルの隣の雑貨屋は朝早くから開いていて、タイのクッキーを一袋買って、公園に向かう。店の猫なのか、客になついてついてくる。日本の猫と変わらない三毛猫だ。可愛いので写真を1-2枚撮っておく。

園明新園の正面入り口は閉じられていてそこからは中に入れないが、早朝の人々の動きをみていると、公園の横に小さな出入り口があるようで、皆そこへ向かって歩いて行く。人々の動きについて行くと、園の中に入ることができた。中国人はどの地方へ行っても健康志向が高い。市内のちょっとした公園では何人かが集まって、朝の体操とか気功、太極拳などをやっている。この園明新園ではウォーキングだ。軽快なスポーツウエアと運動靴で、皆さん、スタスタ歩いて、昨日見た湖畔の遊歩道を歩いて行く。中には耳にイヤホンを差して歩いている人もいる。今時、ソニーウォーカーではなくネット音楽だ。日本と変わらない。

当方も彼等の後をついて行くように反時計回りに遊歩道を歩いて奥に向かう。出入り口から10分程歩くと、大きな野外スタジオに出る。昨日、最後の山門を出たすぐ前の湖畔から右手に見えた白いドームの建物だ。かなり大きな野外劇場で、全体では400-500人は収容できるだろう・・。日比谷公園や井之頭公園の野外よりも規模は大きく、設備も整っている。これだけの規模の野外劇場、日本のどこかにあったか・・、思い出せない。

湖畔を一周する遊歩道は、かなり長い。速足で歩いても30分、ゆっくりの散歩なら1時間はかかるだろう。そうそう一昨年稲さんと旅行した高雄の蓮池潭位の大きさはあるかも知れない。この公園の奥がどうなっているのか分からないが、行けるところまでは行ってみよう。



ここはかなり大きな野外劇場だ。500人程は収容できるだろう。
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うーん、日本の野外劇場では見られないような大きな規模と設備だ。
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劇場の横には自然の奇岩を利用したエクステリアもある。
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劇場の横には山頂まで運ぶケーブルカーもあるが、まだ動いていない。
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更に進むと、古い大砲の放列がある。・・何かの時に祝砲でも放つのか・・。
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昨日マカオの城塞で同じような古い大砲を見たが、ここのは「道光年間」の作製だ。アヘン戦争の頃のものか・・
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ああ、中国はこうしてだんだん歴史を大事にするような国になってきたのか・・。
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人々はポリタンクを持って、山の自然水を汲みにきている。入り口から20分程歩いた距離だ。
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