ちゃおチャオブログ

日々の連続

モラエスの故地を訪ねて(42)圓明新園での様々。

園内の遊園地「皇家楽園」の前の蓮池には、朝早くから、訪れている人もいる。
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早朝の蓮池、蓮が綺麗に咲いている。
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ああ、この女性、喜び、感動を全身で表現している。
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後ろを振り返ると湖が広がっていて、その先に珠海市の街並みが見える。
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左側には湖畔の四阿と先ほど通り過ぎた野外劇場も見えている。あの山の上までリフトで登れるのだ・・。
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ほんの30-40分、朝食前にホテルの向いにある公園を散歩しようと出かけたが、思っていたよりも奥が深い。この園の一番奥まった所が、正面の山裾を上手に利用した遊園地、というかレジャーランドの「皇家楽園」で、その規模は東京デズニーには遥かに及ばないが、後楽園遊園地や富士急ハイランドを越えている。人口が多い、イコール消費者の数が多い、というのは、こんな地方都市の名の知れない遊園地にもそれなりの規模の遊園地を作らせている。

遊園地の手前に蓮池があり、こんな朝早くからアベックの二人が池巡りをしている。蓮の花も満開だ。朝早い時間帯が一番きれいに咲いている。新婚の二人だろうか・・、朝の陽光を受けて喜びを身体中で表現している。変な外人が密かに見ているとも知らないで・・。工業化学技術に限らず、藝術文化の面でも中国の伸張が著しいが、個々人のこうした日常の行為からも生活の豊かさ、心の余裕などが感じられた。

目を180度反転させ、今まで歩いてきた方向を見やる。大きな池が広がり、その先に珠海市の高層ビル群が見えている。勿論、上海、南京程の壮観さはないが、日本の地方都市、札幌仙台広島福岡などと比べても全く遜色はない。都市の人口が何人か知らないが、人口の多い国だから市域で200万人、周辺部を入れると500万人位になるのかも知れない。先般の成都市が1000万人を超えると聞いて、驚いたばかりだった。

左手には先刻通り過ぎた野外劇場の大きなキャンパス屋根が見えている。遠くから見てもこれだけ巨大な建物。収容人数は500人を超えるかも知れない。遊園地の先はまばらな木立の並木道になり、歩いている内にいつの間にか湖畔の遊歩道を一周したようで、見慣れた感じの臙脂色の山門が見えてきた。ああ、昨日の3つあった山門の最期のものだ。景色を眺めたり、休んだりしている内に、いつの間にか湖畔を一周していた。



こうして見るとかな大きな建物だ。
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遊歩道にはしゃれた街灯も立っている。
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少しばかりまばらな木立を歩く。
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公園用に植林された森林だ。西洋杉の一種か・・
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ああ、この枝から垂れ下がる養根は昨日マカオの博物館の前で見た樹木と同じだ。
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