ちゃおチャオブログ

日々の連続

モラエスの故地を訪ねて(61)流花湖公園へ。

大通りに面して、医療専門学校などもある。「広州衛生職業技術学院」と出ている。
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ああ、学校指定の靴店もある。小学生用の白のズック靴だ。
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ホテルから歩いて約10分、目的の流花湖公園に着いた。
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南方系の棕櫚や椰子も大きく、良さそうな公園だ。
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ここも又沢山の市民が散歩に来ている。
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今日の午後、どこへ行ってどのように過ごそうかと、先刻ホテルの部屋で一休みしていた間、ガイドブックの地図をみていたら、ホテルの近くに流花湖公園という、何か洒落た名前の公園があり、取り敢えずはそこへ行くことにした。途中の街並みを眺めたり、大通りの歩道橋や高架橋の縁石の部分、所謂フリンジが綺麗な花の植え込みで飾られていたりと、改めてこの街の上品さに気が付いたが、そうした発見をしつつ、ぶらぶらこの公園までやってきた。

地図で見るとそれ程大きな公園とは思えなかったが、入り口までくると、堂々としたものだ。近所の簡易公園と言ったものではなく、本格的な大公園だ。流石、人民の国だけのことはある。入り口付近は南国の棕櫚の木や草花で飾られている。最初から気持ちよさそうな公園だ。中に入ると先ほどの光孝禅寺と同じように、沢山の人が散歩していて、子供を連れた家族連れも多い。

花のコンコース。園に入った最初から四季の花が遊歩道の両側に溢れるほどに植え込まれ、自分が良く行く小金井公園や武蔵野公園よりも余程か手がかかっていて、贅沢にできている。人々の流れに沿って、その花のコンコースを暫く進むと、正面に大きな湖が現れる。中国の大きな公園には大体が中に湖や池が作られている。日本も鎌倉時代以降、中国の作庭法が取り入れられて、中に池を巡らせてた回遊式池山の庭が作られたが、公園にまでは発展しなかった。中国では今でもその伝統が守られているのか、自分が回った大都市の多くの公園には大きな池や湖があり、人々はそこにボートなど浮かべ、楽しんでいた。

この公園の湖も大きなものだ。昨日圓明新園で見た湖と同じ位に大きい。湖の向こう側に住宅地の高層ビルも見える。中国は日本が足踏みしていた過去20数年の間、瞬く間に日本を追い越し、今や世界第2の経済大国。この光景、既に世界の先進国の仲間入りをしている姿を見せていた。



公園に入って直ぐにも花の遊歩道が始まる。
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中国風のランタンも公園にマッチしている。
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遊歩道の突き当りには大きな湖が開けていた。
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湖面の向こう側には広州の住宅アパートが見えていた。
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湖畔の畔で寛いでいる市民。皆のんびりして、平和そうだ。
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