ちゃおチャオブログ

日々の連続

2.7.(火・晴れ)国会予算委。文科省天下り。金田法相。

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今日はNHKで朝9時から午後の5時まで、昼休み時間を除いて、ぶっ通しで国会予算委、文科省天下り問題を審議。次官、審議官を筆頭に、省ぐるみの天下りシステムが半分明らかになった。残りの半分は答えをはぐらかしたり、記憶にない、などと、猶闇の中だ。
ひどい話だ。自分たちの天下り先ポストを確保するために、外郭法人を作り、そこに税金を投与し、次官を先頭に順繰りに天下って行く。これが国の教育を司取る人間のやることかと思うと、日本の未来に暗澹とさせられる。
私利私欲、自己の利益を最優先に考え、国もなく、省もなく、自己の保身と不正蓄財。これでは教育行政も地に落ち、各地学校でのいじめや自殺、学校の荒廃と教師の堕落に歯止めをかけようがない。
以前文科省不要論が出ていたが、今日の国会答弁を見ていると、成程、私利私欲の人間に莫大な税金をゆだねるということは、猫に鰹節だったかと。つまみ食いも良いところだ。
こうした腐った組織の下にオリパ組織委員会、各、体協などがぶら下がっているので、オリンピック招致に数億円もの裏金を使ったとの報道も、起こりうべくして起こったことで、みっともなくも、国内調査では闇に葬られたが、フランス検察当局により、明らかにされつつある。数億の裏金の中には、その何割かが国内還流も疑わなければならない。
前川前次官、この問題が発覚した直後に辞任し、退職金6000数百万を受領しているが、言葉の上では自身の責任を「万死に値する」と言っていながら、野党議員の「では退職金を返納するか」の複数の質問に対し、言を左右し、返還する意思のないことを示した。ネズミの舛添と同じだ。
2-3年野にあって、ほとぼりが冷めた頃、又どこかの財団の理事に収まり、年俸数千万円の報酬を得るのは明らかだ。
政府に言ってもしょうがないので、野党やマスコミは、こうした税金ドロボーは徹底的に追及しなければならない。日本をこれ以上、腐った国家にしてはならないのだ。

先週金田法相のだらしなについて、このブログでもコメントしたが、今日になって野党から辞任要求が出た。どこの派閥に属していて、誰が親分かとネットで調べてみたら、派閥は分からなかったが、何と、この人物、大蔵省の主計官をやっていたとのこと!
驚いた。こんな人物が主計官だったとは! それとも役人現役の時は良かったのだが、代議士になってから、人間が腐ってしまったのかと!
主計官のような切れも味も何もない。金バッジをはめたでくの坊がそこにいるだけだ。総理は人物を見誤ったのだろう。首にすることは出来ないだろうから、今の自分には法相の任に耐えないからと、自発的に辞任すべきだ。
TPPの甘利だって法案可決直前に辞めている。共謀罪可決の直前とは言え、辞められないことはない。国会の恥、見苦しさを世間にさらすべきでない。


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