ちゃおチャオブログ

日々の連続

モラエスの故地を訪ねて(68)裏通りを歩いて越秀公園へ。

広州地方テレビ局の壁面には何かのパネルが架かっているが、見る人もなく、当方にも意味は分からない。
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このテレビ局の裏側は古い街並みになっている。街路樹の緑が濃い。
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店の看板。何を意味するのか・・、さっぱりだ。
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ああ、ジュース店がある。ちょっと一休みしよう。
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羅漢果のジュースを願いした。5元、約100円だ。
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これから路地を通り抜けて越秀公園に向かう。道路は案外綺麗に保たれている。少なくとも、アメ横よりはゴミがない。
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ああ、果物店。果物が豊富に売られている。
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広州テレビ局、正式な名称は広州人民ラジオ局というが、その高層ビルの前の流花湖公園出入り口は出入りする人も少なく、正面出入り口の賑わいと比べたら、全く静かなものである。テレビ局の壁面には何かのイベントらしい大きなパネル板が下がっているが、日本のテレビ局の周辺のような賑わいはない。お台場やTBSのある赤坂界隈の賑わいと比べたら、この建物は火の消えたような無人で、まるで何かの官庁かIT関連の企業のような感じだ。コマーシャルが全面解禁になっていない中国のメヂア放送の静けさなのだろう。

このテレビ局の裏側に古い通り、というか中国らしい小路があって、この通りを抜けていけば、次に向かう越秀公園に出られそうだ。こうした路地、小路を歩くと、中国人、広州の人々の生活の匂いを膚感覚で知ることもできる。広い通りから車が漸く通り抜けられるような小道に入り、更に人と人の肩が触れるほどの狭い小路を通り抜ける。同じアジア人の顔立だから、口さえ開かなければ、自分が日本人とは分からないだろう。最初に入った小路の入り口付近に清涼飲料を売る店があったので、今まで歩き詰めで来ていて疲れも出てきたので、羅漢果のジュースを頂き、一休みすることにした。漢字のメニューを指さしたら、店のおばちゃんが了解してくれた。

それから再び路地を歩き、映画のセットにでも出てきそうな「地元」の裏通りで、主婦が何人かで集まって立ち話している井戸端会議に耳を傾けたり、子供達が奇声を上げて走り抜けていく、この路地が子供たちの遊び場なのだ。雑貨屋もあって八百屋もある。しかし流石に日本のコンビニ「全家」(ファミリーマート)や「便利店」(こんびに)はこの路地にはない。案外不思議に思ったのは通りが臭わないことだ。偏見かも知れないが、昔の中国のこうした路地はニンニクやら異臭、饐えた臭いがすると言われていたが、今はそうした異臭は全くしない。この小路にもゴミは少なく、道は狭いが雑多な感じはしない。人々が毎朝掃き清めているに違いない。

広州は南方で、南国の果物が安く売られていたが、荷物になるので、立ち止まって眺め、写真を撮っただけで、そのまま越秀へ向かった。路地から一旦大通りへ出て、地下鉄駅を越えた直ぐ先に公園はあった。昨日のブログでは越秀公園に入って、直ぐに五羊石像のある高台の写真を載せたが、このパソコンの中には、公園入口からその高台に行くまでの写真が保存されていたので、今日は、入り口からそこまでの途中の部分の写真を載せることにした。



広州は南方の街だけあって、南国の果物が安い。ランプータンが20個で約200円。日本だと千円はするだろう。
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マンゴスチンも安い。10個で10元、約200円。隣は斤(きん)で表示されている。
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越秀公園手前の地下鉄駅付近。乞食も一人いる。
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越秀公園入り口。
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この入り口の坂を少し上った左側に五羊石像の高台、右側に城壁跡が残っている。
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ここも又広大な公園で、大きな湖もあり、先の流花湖よりも大きそうだ。
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この石段を登った先に五羊広場がある。
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