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日々の連続

モラエスの故地を訪ねて(82)南越王文帝。

この博物館は左右2棟に分かれていて、今度はもう一棟の展示室に入る。
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南越の至宝、財宝展だ。
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色々と説明がされているが・・。
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兎も角、中へ入ってみよう。
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ああ、この床の模様。細かい図柄だ。
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ん、南越文帝?? 漢の武帝、文帝と違うのか??
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博物館中庭の砲台からは、今まで見てきた展示室、王墓のあった地下室とは違う建物が見える。この博物館は左右の棟に分かれていて、正面右手が先に見た中山王と南越王のコラボ展示室、左右の棟の真ん中に地下の王墓があったのだ。それではこれから左棟の展示室へ行ってみよう。

入り口に難しい文字で、南越のTreasurers、財宝、とぼ表示がある。更にその下に例の竹簡で、いろいろと解説されている。まあ、読めるわけでもなく、それ以上に読む気もしないので、そのまま部屋に入る。と、最初に目に飛び込んだのは、「南越文帝」と書いてある。「文帝」、は漢の高祖、劉邦の次の皇帝として名を知られているが、この南越にも同じ名前の皇帝がいたのか・・。同一人物とは思えない・・。

兎も角中に入ってみる。薄暗い照明の部屋は、それだけでもミステリアスだ。・・そうか、この南越王墓は文帝のことだったのか・・。前漢の名君として名高い文帝と同じ名前をおくり名された。この南越の王も、それ程名君だったのか・・。スポットライトを浴びるように、南越国の版図、王印、その他、王権にまつわる権利の象徴が展示されている。良くは分からないが、見て回ることにしよう。



南越国の版図。現在の広東省、広西省、チワン族自治区を合わせたくらいの広さだ。
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ああ、南寧とか北海市、桂林なども見える。
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印鑑か。。
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本当に判子の好きな民族だ。
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大きな御璽だ。何の命令書に印を押したんだろう・・。
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亀の御璽とは珍しい。
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