ちゃおチャオブログ

日々の連続

モラエスの故地を訪ねて(94)裏通りを通り抜けて「五仙古観」へ。

再び又裏通りを歩き、次の「五仙古観」へ向かう。
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再開発前の古びたアパート群だ。
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建物の向い同士には洗濯竿が交差している。
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どこの国で主婦は井戸端会議が好きだ。
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歩いて4-5分で五仙古観へ着いた。
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正門前は広い駐車場になってるが、バスも自家用車も駐車していない。・・それ程任期は無いのか・・
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獅子の置物がある。ここは道教の道観ではないようだ。
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このイスラム寺院からそれ程遠くない場所に、庭の綺麗な庭園がある。「五仙古観」という場所で、昔五人の仙人がこの場所で優雅に時を過ごしたと言われる、浮世離れした場所だ。又、ここには大きな鐘楼があり、大鐘もあるという。ぶらぶら裏通りを歩いてその庭園に向かった。

通行人に聞いても場所が分からず、近くの事務店で聞くと、近道を教えてくれた。そこは大通りと大通りを結ぶ路地裏道りで、生活臭がプンプンする。今は洗濯物はかかっていないが、路地の上には向いの建物同士、竿を渡してある。天気の良い日にはこの路地は満干飾りのアーケードになるだろう。昔香港の路地裏で見た光景を思い出す。

ここでも日本と同じように主婦は暇なのか時間を持て余しているようで、僅か200m程の路地だが、あちこちに主婦同士の井戸端会議やらトランプゲームをしている。日本の主婦と違うのは、中国では女性でもポーカー等のトランプゲームを昼間からしていることである。男女平等が進んでいるのか、中国の主婦は発展的だ。

大通りに出て少し歩くと「五仙古観」の前に出る。前には大きな駐車場があて、今は観光バスは止まっていないが、一時に10数台は駐車できそうだ。又、乗用車も停まってなく、それ程有名な観光地ではなさそうだ。静かな散策が出来そうだ。

「古観」と言うからには、古い建物に違いないが、道教の寺院ではなさそうだ。中国ではこうした施設は「観」と呼んでいる。先刻の「宮」とは違う。正面の入り口は石造りになっていて、如何にも重々しい。チケットを見ると1377年、明初の頃の建築だ。蒙古族を北に追いやり、漸くまた中国人の世を取り戻した数年後には、こうした古代の仙人を思い起こし、ここを建てたのか・・。さて、園内を見てみよう。



五仙古観。中に入ってみよう。
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ああ、中々落ち着いた庭園だ。
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正面には珍しい衝立が置いてある。
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ああ、これが五仙人か・・
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こんな馬車に乗っていた・・。優雅なものだ。
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彼等の優雅な事績が刻印されている。
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五仙人・・、何をしていた人達だろう・・
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