先週金曜日バノン首席戦略官が退任し、これで米政権も安定し、株価にも好影響を与えるかと月曜の今日を楽しみにしていたが、今日から米韓の軍事演習が例年通り行われ、北は相変わらずそれに反発している。この不穏な空気を反映してか、円高は先週来引き続き１０９円台、時々は１０８円と、相変わらずの円高傾向で、それを嫌気して東証軟調。売買も低調で77円安で終了。先週から今週にかけて、続々信用精算を迎えているが、損失が膨らむ一方だ。まあ、人生の波風の一つとして受け入れよう。
先日北アを登った74歳の関西出身の人が、山道から沢に滑落し、崖を登ることが出来ず、その崖下で1週間、チョコレートをかじって、救助を待っていたが、昨日、助け出される。高齢者が山で毎年何十人、何百人と遭難死しているが、この人は強運だった。無理をせず、じっと救助を待っている。普通の人なら怖くなって、2－3日もしない内に、動き回って体力を消耗し、結局遭難死してしまうのが通例だが、この助けられた人は強靭な精神を持っていたに違いない。あくまで自分が助かることを信じ、じっと救助を待っていた。
一方で短命な人もいる。先日駿河台理事長の山崎さんが肺がんで50歳で亡くなったが、駿台の2代目か。予備校から始まって総合大学にまで拡大させたが、短命では人生の半分も楽しんでいない。天命と言われれば、それまでだが。
昨日はブルドッグソースの池田章子さんが73歳で死亡。日本ソース工業会の会長もやっていた。伝統ある会社のこれも2代目社長だったが、何の病気だったのか・・・。
不運だったのは旧山古志村村長の長島さん。数日前、頭が痛いと言って地元長岡の病院に入院したが、脳内出血が分かり治療中だったが、発症してから３－4日で亡くなった。６６歳。脳溢血か・・。１０数年前の山古志村大地震の際の映像が思い出される。まだこれからだったのに、これも又天命として諦めざるを得ないのか。
ここの所毎日３時から「相棒」の再放送があり、どうしても見てしまう。どうもまずい時間帯に興味を引く番組があって、困ったものだ。
