今年もいよいよ残り3カ月となった。まあ何とか無事に今年も乗り越えられそうだ。連日報道番組は総選挙で賑やかだ。烏合の集まりというのか、当選させたい人より、当選したい人が右往左往して新聞テレビ、マスコミはいい忙しだ。選挙があれば、経済にも少しは好影響を与えるだろう。
当選させたい人が出ないので、投票率は年々低下する。菅直人とか野田元総理が未だに未練がましく議員バッジを欲しがっているが、蜘蛛の糸にぶら下がる欲深い蜘蛛のようだ。一国の総理まで務めた人だ。すっぱりと引退し、大所高所から意見を述べるような、人生の達人にはなれないのか。落選でもしたらそれこそ生き恥だ。まあ、恥とも思わない連中なら、それでも良いのだが・・
スペインではバルセロナ、カタルーニャ州の住民投票で、独立の可否を問う。住民は当然独立賛成だ。独自の歴史、言語を持っていて、スペインに帰属している必要性、必然性を感じていない。EUという国家間の壁を無くして、一つの大きな屋根の下の共同体とは反対の動き。分派、分離の運動。個を大切にしたい気持ちと、集合の理想。どちらが良いのか分からないが、北アイルランドで起きたような殺し合いの独立運動にならないのが救いだ。