Booking.comで予約した安い木賃宿。3階の屋根裏部屋だった。
まあ、斜め屋根でもベッドと風呂が付いていれば満足だ。
しかもシャワーではなく、バスタブ!
ペンションの前はゴメス広場。石畳の広場だ。中央に噴水とゴメス像。ゴメスとは誰だ? この町の将軍様か??
石畳の広場を巡るように市電が走っている。
Booking.comで予約したホテルは旧市街地にあるFrancaというペンションで、地理的なロケーションは良いのだが、例のイギリス老紳士が居なければ、探すのに苦労しただろう。普通の3階建ての建物で、入り口付近には小さな看板が出ていたが、ちょっと目には分かりずらい。老紳士がわざわざここまで案内してくれて、入り口ドアのブザーを押して、何かポルトガル語で中の人と話をし、それで漸くドアの施錠が開いたが、彼が居なかったら、こうした入り方すら分からなかった。
老紳士はドアが開けられたのを確認し、その場を去って行った。今までの自分の固定観念では、イギリス人は取っ付きずらく、無駄なことは一切しないクールな人種と思っていたが、彼は今までのイギリス人に対する見方を大いに変えるものがあった。ポルトガルに長らく生活することにより、冷たい心も温まったのか・・。
25ユーロ、日本円にすれば¥3,118円だから、どの道大した部屋ではないだろうと思ってはいたが、案の定、3階に案内された部屋は屋根裏部屋で、天井が斜めに傾斜している。暫しがっかりしたが、でもまあベッドがあって一人で寝られれば、問題ない。バスも共用となっていたが、3階には他に3部屋あるが空き室のようだ。従ってお風呂は一人で占有できそうだ。後からどこかの部屋が埋まれば、話は別だが・・。まあ、その時は諦めよう。
リュックを部屋に置いて、早速街へ出る。ホテルに着いたのはスペイン時間で4時だが、時差が1時間あり、ここではまだ3時。これから十分街歩きする時間はある。町がコンパクトにできているのか、観光客が多いのか、街全体は歩行者も多く、通りは賑わっている。ポルトガルへやって来る観光客は、リスボンとこの町は欠かせないだろう。通りを歩く半数以上は観光客のようにも思えた。
ホテルはゴメス広場、Plaza De Gomesに面していて、全面石畳に覆われた広場の中央には噴水と立派な銅像が立っているが、それがゴメス将軍なり、大統領、総統に違いない。そこには市電の軌道敷もあって、時々小奇麗な市内電車が通過する。その市電の通過を待つようにして、小学生か幼稚園児の一団が軌道敷を横切る。この町の市電は道路面と同じ平面を走っていて、歩行者、自動車とは特別な区分けをしていない。
幼稚園児が横切った軌道敷の先を見ると、かなり古い教会があって、その壁面には青色のタイルで、年代記を描写している。キリストの故事なのか、この町の宗教史なのか・・、色は大分はげ落ちていて、タイル壁自体も一部、剥落している。・・ああ、これがTakaさんが言っていたアズレージョ!
Takaさんは前年の秋、バルセロナからカナリーへのクルーズの途中、ビーゴに寄港し、この町までエクスカーションしてきたのだ。いつかの酒の席で、このポルトガルの青タイル、アズレージョについて、得々と反していた。そうだ、ここで1枚記念写真を撮っておこう。
老紳士はドアが開けられたのを確認し、その場を去って行った。今までの自分の固定観念では、イギリス人は取っ付きずらく、無駄なことは一切しないクールな人種と思っていたが、彼は今までのイギリス人に対する見方を大いに変えるものがあった。ポルトガルに長らく生活することにより、冷たい心も温まったのか・・。
25ユーロ、日本円にすれば¥3,118円だから、どの道大した部屋ではないだろうと思ってはいたが、案の定、3階に案内された部屋は屋根裏部屋で、天井が斜めに傾斜している。暫しがっかりしたが、でもまあベッドがあって一人で寝られれば、問題ない。バスも共用となっていたが、3階には他に3部屋あるが空き室のようだ。従ってお風呂は一人で占有できそうだ。後からどこかの部屋が埋まれば、話は別だが・・。まあ、その時は諦めよう。
リュックを部屋に置いて、早速街へ出る。ホテルに着いたのはスペイン時間で4時だが、時差が1時間あり、ここではまだ3時。これから十分街歩きする時間はある。町がコンパクトにできているのか、観光客が多いのか、街全体は歩行者も多く、通りは賑わっている。ポルトガルへやって来る観光客は、リスボンとこの町は欠かせないだろう。通りを歩く半数以上は観光客のようにも思えた。
ホテルはゴメス広場、Plaza De Gomesに面していて、全面石畳に覆われた広場の中央には噴水と立派な銅像が立っているが、それがゴメス将軍なり、大統領、総統に違いない。そこには市電の軌道敷もあって、時々小奇麗な市内電車が通過する。その市電の通過を待つようにして、小学生か幼稚園児の一団が軌道敷を横切る。この町の市電は道路面と同じ平面を走っていて、歩行者、自動車とは特別な区分けをしていない。
幼稚園児が横切った軌道敷の先を見ると、かなり古い教会があって、その壁面には青色のタイルで、年代記を描写している。キリストの故事なのか、この町の宗教史なのか・・、色は大分はげ落ちていて、タイル壁自体も一部、剥落している。・・ああ、これがTakaさんが言っていたアズレージョ!
Takaさんは前年の秋、バルセロナからカナリーへのクルーズの途中、ビーゴに寄港し、この町までエクスカーションしてきたのだ。いつかの酒の席で、このポルトガルの青タイル、アズレージョについて、得々と反していた。そうだ、ここで1枚記念写真を撮っておこう。
幼稚園児か小学生の集団がその市電の軌道敷を渡っている。
その軌道敷の先に古い教会があり、壁面に青タイルが描かれている。
ああ、これはアズレージョ! 良い記念になる。
ポルトガル記念の1枚になる。