ちゃおチャオブログ

日々の連続

10.5.(木・晴れ)ノーベル文学賞イシグロ氏へ。タイ語「予想外」。

イメージ 1


イメージ 2



今年のノーベルウイーク、期待された物理、化学、医学が日本人の名前が上がらず、いよいよ残された文学賞と平和賞。こうなれば今年こそ文学賞を村上ハルキに授与するための選考委員会のバランスの取り方か、と半分期待して待っていたら、同じ日本人でも全く方向違いの日系英国人のイシグロカズオに決まった。村上とは同世代で、知人同士のようだが、村上としては、今期の受賞を目指し、渾身の気持ちで「騎士団長殺し」を世に出したが、さぞやがっかりしただろう。
当方はまだ読んではいないが、世評等によれば、前作の「羊を巡る」とか「多崎作」等々と大同小異であり、荒唐無稽な内容で、当方過去のこれ等の書作を読んだ限りでは、ノーベル賞にはやや遠いと見ていたが、彼も今までのスタイル、作風、則を越えないと、受賞は難しいかも知れない。
その点、イシグロは一作ごとにテーマを変え、内容も深い人間洞察に向かっているようで、そうした点、受賞に値しているかも知れない。彼の著作が図書館にあれば、早速読んでみよう。


今回の受賞は多くのハルキスト、日本人にとって予想外だったかもしれないが、今日のタイ語はその「予想外」、「まさかそうとは思わなかった」、「キットマイツンワ~」を学習。日本語に直訳すれば「そこまで思いが至らなかった」になるが、一言で言えば予想外だ。
それと、「電話を掛ける」が「向こう側へ行く」の「パイハー」、「電話がくる」のが「こちらにやって来る」の「マーハー」。全く面白い表現だ。


今日は十六夜。昨夜の満月、雲に隠れて見えなかったが、今晩は群雲に半分隠れ、十六夜の月を見ることができた。


イメージ 3


イメージ 4