ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(42)ドウロ川沿いを歩き、ドン・ルイス橋へ。

ドウロ川上流に大きな跨線橋が掛かっている。
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案内書にはドンルイス1世橋と出ている。
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ああ、ここは鉄橋にもなっているんだ。地下鉄が走っている。
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橋の手前で水上クルーズに乗り込む観光客。
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観光客はこの橋の下をくぐり、上流のポルトワインValleyに向かう。
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ドウロの川幅は隅田川よりは広い。広さから言ったらチャオプラヤー川程はあるか。町の人口の点、観光客の多さから言ってバンコクには比べようもなく、川面を往来する渡船の多さ、竜の船首を持った観光船や、長い貨物列車のように連結されて曳航される運搬船、両岸のレストランや人の数から言ったら、バンコクの賑わいとはとても比べようもない程の落ち着いた静けさがあるが、それがカオス的熱狂の地と、この静かで落ち着いた歴史のある欧州の古都との違いなのだろう。

川の上流には大きな跨線橋が掛かっている。川の両岸が河段丘になっていて、その頂き部分を結んでいるので、橋は高い位置にある。以前尾道の千光寺境内から見た尾道水道をまたいで向かいの大島に架かるしまなみ街道跨線橋を思い出す。あれも又海面からかなり高い位置に橋が架かっていた。見るとその橋の上を観光客がぞろぞろ歩いている。橋の上からの眺望を楽しんでいるのだ。

それは丁度シドニー湾に架かるアーチ橋の高いアーチの山の部分にぞろぞろ登っていく観光客に似ていた。観光地なればのことで、日本ではこういう事は余りない。東京お台場の橋でも横浜大黒の橋でもそんな情景は見られないが、昔から日本人に馴染んでいるのは、京都渡月橋や岩国の錦帯橋位だ。人々はただ橋を渡るだけの目的で橋を渡る、その思いは人それぞれだ。琵琶湖の唐橋ですら、観光目的だけで歩く人は少ない。

その大橋、ドンルイス1世橋へ自分も行って見よう。シドニーでは時間がなく、オペラハウスの前の埠頭からアーチ橋を登る人々を羨ましく眺めただけだったが、今日は少し時間がある。というか、この町へ来てワインを飲み、ドウロ川を見たのだから、後の時間は付録のようなものだ。どこをぶらつくのも勝手だ。川岸の幅広のテラスの観光客でざわめくレストランの脇を通り、前方に見える大橋に向かった。



河岸テラスのレストランを通り抜け、上流の橋に向かう。
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この辺りは観光スポット、沢山のツアー客が集まって来ている。
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古い港町の面影が残っている。
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ああ、又沢山の観光客が向こうからやってきた。
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河岸には観光客相手のレストランが続く。
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