今年の6月、東名高速中井PAの先で起きた追突事故。この事故で両親が亡くなり、同乗していた高校生と中学生の姉妹が助かり、遺児となったが、この事故の原因を作った男、福岡の土木作業員石橋が逮捕された。
ヤクザまがいと言ったら本物のヤクザにお叱りを受けるかも知れないが、本当にひどい男だ。被害者の言った一言に腹を立て、高速上を追い回し、挙句に追い越し車線で被害車両を強制停止させ、本件死亡事故の原因を作った張本人。県警は重過失致傷でこの男を逮捕しているが、TBSひるおびの八代弁護士がしきりに憤っているが、これは本来は交通事故ではなく、事件、殺人未遂で起訴すべきだ、少なくとも危険運転で処罰されるべきだと。
こんな男に車を運転させてはならない。走る凶器を振りかざし、過去にも同じような車を使っての暴行、傷害を起こしている。25歳の男。今までどんな環境で育ち、生活して来たのか・・。これも又悠久さんの指摘する戦後教育の悪の弊害が出てきているのか・・。
11年前の殺人を前橋刑務所服役中の男が自供し、逮捕される。男は38歳だから犯行時は黒沼さんと同年だ。結婚して間もなく、新婚祝いにもらった包丁を自宅から持ち出し、車で被害者を物色中、JRガード下を帰宅途中の黒沼さんを見つけ、犯行に及んだ。
自宅には新妻がいたにも拘わらず、どうしてこうした犯罪を犯したのか理解できないが、自供によれば、幼児期に母親から虐待されたことのトラウマがあったとのことである。
それにしても黒沼さんにしても東名、萩山さんにしても不運だった。たまたまこの時間に運命の巡り合わせが悪かった、と思わざるを得ない。数分時間がずれていれば、こんな不運にも遭遇しなかったのに・・。