ちゃおチャオブログ

日々の連続

奄美の3日間(11)国道58号線を走ってホテルに帰館。

高知山展望台からは遠方の油井岳展望台も見える。
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駐車場から海とは反対の内陸の山波が見える。このどこかに湯湾岳が見える筈だが・・
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国道58号線を北上する途中にマングローブ原生林が見えてきた。
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沖縄のヒルギ。根は海水に漬かっている。
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6時半、名瀬市内のホテル、ニュー奄美に到着した。
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昨日のNavさん、今日のTakaさんのコメントにもあったが、「加計呂麻・かけろま」は聞きなれない言葉で、彼等二人とも「加計麻呂・かけまろ」と嘴かいに理解していたようだが、正確には「かけろま」だ。この「古仁屋・こにや」にしても仮名当て字と思われ、自分にはその意味するところは分からないが、那覇に壺屋という地名もあり、この「ヤ」は何かを意味しているのかも知れない。

那覇と言えば名瀬、名護、今帰仁、等々、気になる「ナ」もあるが、自分は単に旅行者、言語研究者でもないし、それ以上の詮索をしても解は得られない。尚、昨日Navさんから今問題になっている「加計学園」の「加計姓」とこの「加計呂麻」とは何かの関係があるのか、との質問も受けたが、その点についても自分には全く分からない。

自分に分かることは、この加計呂麻には戦時中海軍の特攻基地があり、作家の島尾敏夫がそこで特攻隊長をしていて、出撃の数日前に終戦になって命拾いしたということで、何かの機会でそのことを知って、その頃からこの「加計呂麻」には関心を持っていた。そんなことを思いつつここ高知山の展望台を降りて、山を下り、国道58号線まで戻って名瀬に向けて北上した。

国道58号線と言えば、沖縄在勤中によく利用した道路で、沖縄島を南北に1本真っ直ぐ縦貫し、島の北部の国頭村、今辺野古基地で問題になっている方面だが、そこから名護を抜け、嘉手納基地の横を通り、那覇を縦断し、糸満摩文仁の丘まで至る日本の最南端の国道なのだが、この奄美にも同じ国道58号線が走っている。実にこの国道は鹿児島を起点にし、島伝いに種子島奄美大島を経て沖縄島に至る海の国道なのだ。

今その国道を北上し、暫く走った先にマングローブの原生林が見えてくる。沖縄、石垣などで言うヒル木の原生林だ。根っこの部分は海水に漬かっているが、樹木の体内で塩分を濾過する組織があって、海の中でも自生することができる。南方の暖かい海辺でしか見られない樹木だ。車を止めて、眼前に広がる原生林を眺める。でも矢張りこれは間近に行って太い根の張り具合、分厚い葉の繁り、等を見ないと、遠方からでは、余り強い印象は与えない。

後は名瀬までの一本道、それ程の渋滞もなく、6時半、ホテルに到着した。今晩はどこか外で食べるべくホテル近くの屋仁川通りを歩いてみるが、飲み屋とかスナック、小料理屋が多く、入って食べてみたいような店もなく、それでは、と又ホテルに戻り、今晩は先にひと風呂浴びて汗を流し、サッパリしてからホテルパジャマに着替えて夕食を食べることにした。



ロビーの熱帯魚が1日のドライブの疲れを癒してくれる。
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夕食を食べに近くの屋仁川通りに出てみる。
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飲み屋とかカラオケはあるのだが、どうも一人で食べられるような店も見つからず、ホテルに戻ることにした。
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ホテルに戻り、9階の大風呂でひと風呂浴びて、さっぱりしてから昨日と同じ2階のレストランにやってきた。
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風呂上がりのビールは実に1日の疲れを癒してくれる。
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