ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(94)アルカサルを出る。


アルカサルの庭苑を眺めながら、朝のビールを飲んでいると、どこかから孔雀がやてtきた。
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人馴れしているのか、手を出しても逃げようとしない。
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他のお客さんも餌をあげたりしている。
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宮殿に戻る途中にすごい豪華な花が咲いていた。
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さて、再び宮殿内を通り抜け外にでる。
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朝のビール。日本では余り考えられないが、又殆どしたこともないが、ここスペインでは空気が乾燥していて、ビールも飲みやすく、この地の人々は水代わりに飲んでいる。それにビールはスペイン語ではセルベーサ。英語で言うとサービス。実際ここではビールはアルコール飲料と言うよりか、喉の渇きを癒すサービス品なのだ。スペインに来て覚えた2つの言葉。「こんにちわ」の「オーラ」と、このビールを意味する「セルベーサ」。コップを手に持って、飲み込む仕草をすれば、どこでも一発で通じる。

そうしてひと時の息抜きをしていると、どこかからか孔雀がやってきた。先日ポルトの公園で大きな羽根を広げた孔雀を見て、急いでカメラを取り出し、写真を何枚か撮ったが、ここでは孔雀は人を恐れることも無く、悠然と足元まで近づいてくる。日本の公園の鳩のように人馴れしているが、鳩のように騒がしく、忙しくはない。悠然と周辺を闊歩し、餌を求めるでもなく、人様と一緒になって、朝の散歩を楽しんでいるようだ。触ろうとしたら、そこは流石に身体を翻し、人様には触ってもらいたくはないようだ。

古のイスラム教徒、ムーア人が憩いの場とした庭苑で、ここアルカサルを後にする。再び中世の王族が栄華を誇った宮殿内をそぞろ歩き、外に出た。さて、これから散髪に行くことにしよう。イタリア人のロッシーニがどうしてこのスペインの床屋のオペラを作曲したのか自分にはその背景は分からないが、この旅行へ出る以前からセビリアへ行ったら床屋へ行こう、と決めていて、普段よりも長く床屋へ行かないで、髪を伸ばしてきた。さて、今度はセビリアでの床屋探しだ。



栄枯盛衰。中世王族の栄華の跡だ。
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セビリアの栄光。
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宝石箱か?
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宮殿を後にする。
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朝最初に来たアルカサルの出口付近。前方にヒラルダの塔が見える. 
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