ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(98)朝食を食べ、セルビア駅へ。

昨日もこの店で朝食を食べたが、今日も同じようにサンドイッチを作ってもらう。
中南米系のウエートレス、慣れた手つきで生ハムを削ぐ。
イメージ 1



スペインでのサンドの生活にも段々慣れてきた。
イメージ 2



ホテルの直ぐ横のバール。ホテルの入り口はこの直ぐ左側に見えている。
イメージ 3



建物はもう既に数百年は経っているだろうか・・。ホテルはこの上にある。
イメージ 4



バスに乗ってセビリア駅に向かう。
イメージ 5






昨日は、大通りでのパレードを見終わって、さて、これから散髪に行こうかと先刻の床屋に行って見ると、まだ先客が散髪中だ。では終わるまで待たせてもらおうと、店の中に入ると、40前後の床屋の店主は両手でバッテンマークをして、もう店を閉めるので、ダメだという。夏時間で、6時はまだ明るいが、この店の閉店時間になっているらしい。スペインにどんな労働規約があるのか知らないが、個人事業主だからお客が来れば少し位時間を延長してサービスしてくれても良さそうなものだが、矢張りここは個人主義の国。自分の時間を犠牲にしてまで、お客にサービスする気持ちはないようだ。

やむを得ず店を出て通りを歩くが、日本にあるような繁華街、駅裏の飲み屋街、と言ったような場所はない。大体どこも「クリーン」なバールとかレストラン、稀に路上にはみ出した飲食店がある位で、昨夜はリスボンからの夜行バスで殆ど寝ていないので、早目にホテルに戻り休むことにした。

お陰で今朝の目覚めも良く、シャワーを浴びて、昨日朝早く到着し、ホテルの入り口ドアが開かずに隣のバールにリュックを預けたが、そこへ行って見ると、まだ開店準備中だった。中から例の南米系のウエートレスが出てきて、店を開けてくれるが、昨日のサンドが美味しかったので、今朝も又同じものをお願いする。小太いブタの燻製脚を慣れた手つきでスライスし、サンドを作ってくれる。漸くこの国でのサンドイッチの生活にも馴染んできた。

朝食を食べ終え、リュックをまとめセビリア駅に向かう。今日はこれから列車で次の街、コルドバへ行くのだ。駅は昨日のパレードが通った大通りの先にある。歩いて行けない距離でもないが、朝の時間駅に向かうバスは頻繁に通っている。バスに飛び乗り、駅に向かう。大きな駅だ。しかも新しい。スペインがRenfeという日本の新幹線のような高速鉄道を全土に巡らせているのは、以前のニュースで知っていたが、そのRenfe建設の際に地方の駅舎も大々的に建設したに違いない。

先日サンセバスチャンからビーゴまでRenfeに乗車し、その近代性に感心したが、そのビーゴの新駅も同様にモダンだった。こんな風にしてスペインはRenfeを起爆剤にして、全土の改革、21世紀に相応しい新たな国造り、新レコンギスタルネサンスに邁進しているのかも知れない。



バスに乗って5-6分、セビリア駅に到着する。かなり大きな駅だ。
イメージ 6



駅は新しく、モダンな感じだ。
イメージ 7



電光記事版も日本の新幹線と変わらない。
イメージ 8



どこからやって来たツアー客dろう・・
イメージ 9



下に見えるのがホームだ。
イメージ 10