ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(122)マドリード、太陽広場周辺で。

広場の先の方に地下鉄駅に下りるドーム屋根が見える。
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大勢の観光客、乗車の客が地下鉄駅の入り口に向かっている。
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広場から王宮へ向かう道路はすごい人だ。
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周辺には土産店も多い。
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バイクも沢山駐車している。
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マドリードの中心、「プエルタ・デル・ソル」。自分は「太陽広場」と勝手に訳したが、正確には「太陽の門」。スペイン語の「プエルタ」は「門」であり、「ソル」は「Sun」、即ち太陽のことだ。英独仏の北の大国から見たらスペインは南国で、太陽の降り注ぐ国。その首都の中心広場にこのような名前を付けたのは、理にかなっている。ポルトガルリスボンにも港に面してコメルシオ広場があり、そこには大きな大理石の凱旋門が建っていて、真東から昇る太陽を仰ぎ見ることができるが、太陽は日の光の豊かな南欧国の共通した価値ある資産になっている。

以前、と言っても半世紀以上も前の事だが、スペインで数少ない記憶の中で、この広場は何故か記憶にある。当時この広場には地下鉄駅はなかったと思うが、いや多分マドリード市自体にもまだ地下鉄は開通していなかったと思うが、今はこの広場の4隅に地下に潜る大きなドーム屋根付きエスカレーターがあり、多くの人々が階段を上ったり、下りたりしている。そうか、今はこの大きな広場の地下は駅になっているのか・・。

試しに地下に下りてみると、地下は人の行き交う地下鉄駅になっていて、この「太陽広場」の地下全体が大きな地下鉄駅になっているようだ。駅名は「Sol」、地下駅は太陽のようには明るい照明で輝いてはいないが、それでも「ソル」という特別な意味があるのだろう。駅で配布されている路線図を見ると、確かにこの地下駅から放射線状に四方八方に路線が伸びていて、それは恰も日章旗の陽光のように思えないくもない。単にこの広場の名前「プエルタ・デル・ソル」から取られた駅名でもないだろう。

広場のどこかにマイルストーンがある筈だが、通行人に聞いても分かる人はいないだろう。この国ではマイルではなく、メートル表示だから、マイルストーンとは言わないだろうが、この広場のどこかに全国国道の起点表示がある筈だ。丁度日本の国道の始点が日本橋の橋のたもとにあるように。放射線状の地下鉄網と国道網。矢張りこの広場はこの国の中心で、太陽のような存在なのだろう。



広場を取り巻き、有名デパートなどもある。
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バロックロココ風のお洒落な建物だ。
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あれあれ、向こうから自転車の集団がやってくる。
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よく見るとヌーディストの集団だ。流石に女性は少ないか・・
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さて、王宮とは反対側のグランビア通り、プラド美術館の方へ歩いて行くことにしよう。
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