世界の人々は、世界最強の米国が真っ当な国であるとの米国パラダイムの下に世界のあちこちに争いや騒動、混乱があっても、今の世界平和は維持されると信じてきた。
しかし去年米国民が僅差でトランプを大統領に選んだ結果、その幻想が剝脱しつつある。彼の奇妙奇天烈な言動に世界は振り回され、右往左往している。更に又、いつ何時世界規模の戦争が起きないかと、心配の種は尽きない。米国民は最も相応しくない人物を大統領にした結果、常に鉄火場の中にいるような、Melting Potの中にいるがごときだ。
米国国務長官と言ったら、米国で3番目に権威のある立場の人物だ。それが、自分の気に食わないからとの単に感情論の理由で、国務長官をぼろきれのように首にし、後任を決めた後に彼に首を電話で伝えている。こんな非礼な大統領を見ていると、気が狂ったのではないかと思いたくなる。三流国の独裁国家の大統領がやりそうなことを、世界のパラダイム米国大統領がやっているとは！
彼はもう既に裸の王様になっているかも知れない。次から次に重要閣僚が辞任するか首になり、政権は1年も経たずに既にガタガタだが、いつまでもこんなことをしていると、誰も真実を話さなくなり、面従腹背、一人よがりのあらぬ方向に向かっていく。
夜、「相棒」。昼も夜も「相棒」。為替も株式もトランプ騒動に巻き込まれ、面白くもない毎日が続いている。精々飲みながら「相棒」でも見て、憂さを晴らすしかない。
